授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 金/Fri 3,金/Fri 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科 情報システム学コース・コンピュータ知能学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義及び演習
授業科目名/Course Title オブジェクト指向言語/Object-Oriented Language
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 佐藤和彦(情報電子工学系学科コンピュータ知能学コース)
時間割コード/Registration Code B4317B
連絡先/Contact 佐藤和彦(教員室:V502 連絡先E-mail: kazu[at]mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 佐藤和彦(水曜日 10:25~11:55 )
更新日/Date of renewal 2017/03/21
授業のねらい
/Learning Objectives
Java言語の理解・習得を通して,オブジェクト指向言語,及びソフトウェア開発環境について学び,拡張性,再利用性,機密性,可読性の高いシステムを構築するための基礎知識と経験を習得する.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
目標1. Java言語によるプログラミングの基礎的文法を理解し,簡単なプログラムについて処理の流れを説明することができる.
目標2. Java言語によるオブジェクト指向の基本を理解し,継承などを用いながら新たなオブジェクトを定義することができる.
目標3. Java言語を用いて,アルゴリズムに沿ったプログラミングができる.
目標4. Java言語を用いて,簡単なプログラムを作成することができる.
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):22.5時間(90分×15週=1350分)

第1週: Javaの仕組みとプログラムの実行,変数と演算,条件分岐
第2週: クラスの基本(1)(クラスの宣言とオブジェクト作成,継承)
第3週: クラスの基本(2)(オブジェクトの参照,オーバーライド,オーバーロード)
第4週: 抽象クラスとインタフェース
第5週: 例外処理,ファイル入出力
第6週: 入出力インタフェース
第7週: コレクションと総称型とマルチスレッド処理
第8週: ラムダ式
第9週: 正規表現による文字列操作
第10週: JavaFXによるGUIプログラミング(1)基本的なコントロール
第11週: JavaFXによるGUIプログラミング(2)レイアウトとイベント処理
第12週: ネットワークプログラミング
第13週: JavaFXによるGUIプログラミング(3)FXMLとCSSによるGUIデザイン
第14週: デザインパターン
第15週: 総復習
第16週: 定期試験


本科目は,講義科目であるが計算機演習室で授業を行い,毎回,授業において解説した文法などに関するサンプルプログラムや自習課題を配布する。
授業内で毎回30分程度の演習時間を確保しているが,それら配布物の内容を理解するに十分な演習時間ではないため,各自で時間を見つけてこれらを復習に役立て,Java言語の文法理解に努めること。
参考書等
/Required Materials
Javaによるインターネットプログラミング 下村隆夫著  近代科学社 2010(ISBN:4764903792)
新・明解Java入門 柴田望洋著  SBクリエイティブ 2016(ISBN:4797387602)
JavaデベロッパーのためのEclipse完全攻略 石黒尚久, 永井正昭, テクニカル書籍編集部著  SBクリエイティブ 2015(ISBN:4797385294)
Javaの絵本 : Javaが好きになる新しい9つの扉 アンク著  翔泳社 2016(ISBN:4798150371)
やさしいJava 高橋麻奈著  ソフトバンククリエイティブ 2013(ISBN:4797374764)
独習Java ジョゼフ・オニール著 ; トップスタジオ訳  翔泳社 2008(ISBN:4798117153)
新わかりやすいJava 川場隆著  秀和システム 2015(ISBN:4798042773)
教科書・参考書に関する備考 [教科書]
特に指定しない。オブジェクト指向言語及びJava言語に関する書籍は数多く
出版されてる。自分に合ったものを1冊は購入し,勉強することをお勧めする。
[参考書]
上記参照のこと。
[備 考]
授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する.
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点中60点以上が合格点である.定期試験(100点満点)で成績を評価する.
定期試験の不合格者に対して再試験を1度に限り実施する.
ただし,この試験で合格した者は成績の上限を「可(60点)」とする.

各到達度目標の評価方法は次のように行う。
目標1.定期試験において,簡単なプログラムについて処理の内容を説明させることにより,基本文法の理解度を評価する.
目標2.定期試験において,継承などを用いながら指定された性質を持つオブジェクトを定義させることで,オブジェクト指向の基本的理解を評価する.
目標3.定期試験において,これまでに習得したアルゴリズムやデータ構造を用いた簡単なJavaプログラムを説明あるいは記述させることにより評価する.
目標4.定期試験において,与えられた要件を満たす簡単なプログラムを記述させることで評価する.  
履修上の注意
/Notices
この科目の演習に相当する「オブジェクト指向言語応用演習」では,「オブジェクト指向言語」で学習した内容をもとに,GUIあるいはWeb技術を用いたアプリケーション開発に関する演習を行う.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
近年,オブジェクト指向言語,特にJava言語は,Webアプリケーション,携帯端末への組み込み,スーパーコンピューティングなど様々な分野で使用されています.本授業では,このようなオブジェクト指向言語の入門的な内容を講義・演習します.卒業論文や就職してからも役に立つので,積極的に受講して下さい.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この授業科目は,情報電子工学系学科の学習目標の以下の項目に対応している.
情報技術者[コンピュータサイエンス]:情報工学の基礎知識と応用能力を身につける.
関連科目
/Related course
「フレッシュマンPBLセミナー」,「プログラミング演習」,「情報システム学演習」,「コンピュータ知能学演習」,「情報工学PBL:システム開発演習」の延長に位置し,「データ構造とアルゴリズム」,「ソフトウェア工学」などと関連が深い.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
該当するデータはありません