開講学期/Course Start | 2017年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 金/Fri 9,金/Fri 10 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科(後半) |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 演習 |
授業科目名/Course Title | 情報リテラシー演習(情電・96番以降)/Practice in Computer Literacy |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 董 冕雄(情報電子工学系学科コンピュータ知能学コース),太田 香(情報電子工学系学科情報システム学コース) |
時間割コード/Registration Code | B4112 |
連絡先/Contact |
董 冕雄(mx.dong(at)csse.muroran-it.ac.jp @を(at)と表示) 太田 香(ota@csse.muroran-it.ac.jp 0143-46-5409) |
オフィスアワー/Office hours |
董 冕雄(水曜日15:00~16:00)
太田 香(木曜日:15:00~16:00(V313)) |
更新日/Date of renewal | 2017/03/21 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
コンピュータ及びネットワークの利用法に関する基礎的な素養(情報リテラシー)を、実習を通して習得する。特に本演習では、システム開発・サーバ運用・科学計算などの分野で主要なシステムとして用いられている、UNIXシステムの利用技術に的を絞る。具体的には、情報電子工学系学科演習室の端末を利用して情報の収集・交換・処理を行い、さらに技術レポートの形で自ら情報を整理し発表するための基礎的な技法を習得する。また、共同作業を伴う技術レポート作成を通じて、段取り力とチームワーク力を養う。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.UNIXシステムの基本的な操作方法を習得し、UNIXシステムを使用することができる(知識力)。 2.エディタやUNIXツール、LaTeXを用いて文章、グラフ及び図のデータを作成する要素技法を習得し、技術レポートを作成することができる(技術文書作成能力)。 3.グループ内で役割を分担し、一つの技術レポートを共同で作成することができる(段取り力・チームワーク力)。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間);22時間30分 1.UNIXシステムの操作 第1回 UNIXワークステーションの概要と演習室の端末の操作 手引書1.1~1.2 第2回 UNIXコマンドの基礎 手引書1.3 第3回 ファイルとフォルダの操作 手引書1.3 第4回 さまざまなUNIXコマンド 手引書1.3 2.UNIX環境上での技術文書作成 第5回 エディタ操作と日本語入力 手引書2.1 第6回 グラフ描画ツールgnuplotの利用 手引書2.2 第7回 作図ツールtgifの利用 手引書2.3 第8回 LaTeXを用いたレポート作成技法(1)LaTeXの基礎 手引書2.4 第9回 LaTeXを用いたレポート作成技法(2)LaTeXの様々な環境 手引書2.4 第10回 LaTeXを用いたレポート作成技法(3)図表と数式 手引書2.4 第11回 LaTeXを用いた個人レポート作成 第12回 LaTeXを用いたグループレポート作成(1)グループ編成,レポートのテーマ設定 第13回 LaTeXを用いたグループレポート作成(2)レポートの分担作成 第14回 LaTeXを用いたグループレポート作成(3)レポート仮提出 第15回 LaTeXを用いたグループレポート作成(4)レポート修正作業 講義時間外には演習室を開放しています。この開放時間を利用して、各回の演習内容の予習を必ず行うこと。 |
教科書 /Required Text |
デスクトップLinuxで学ぶコンピュータ・リテラシー 九州工業大学情報科学センター編 朝倉書店 2013(ISBN:9784254121964) |
教科書・参考書に関する備考 |
・手引き書として、次の一冊を演習中に配布する。 ○ 室蘭工業大学情報電子工学系学科(編),「情報リテラシー演習の手引き」 ・その他演習に必要な情報は、Webを利用したe-Learningシステム「Moodle」で随時提供する。 ・UNIX、Emacs、gnuplot、LaTeXなどに関する参考書を「情報リテラシー演習の手引き」および「Moodle」で紹介するので、演習の進行に合わせて各自に適した参考書を見つけること。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
・提出されたレポートにより成績を評価する(100点満点で60点以上を合格とする). ・レポート内容について学生からの質問を受け付ける機会を用意する. ・レポート内容の仮評価を行い、学生がレポートの改善を行える機会を用意する. 到達度目標1.UNIXコマンド等,UNIXシステムの基本的な操作方法に関するレポートを課し,達成度を評価する. 到達度目標2.UNIXツールを用いて作成した図やグラフ等を含むレポートをLaTeXで作成する課題を課し,達成度を評価する. 到達度目標3.数名単位のグループでレポートのテーマを自ら設定し,役割分担を行い共同作業でレポートを作成する課題を課し,達成度を評価する. |
履修上の注意 /Notices |
・指定した教科書、および配布した手引き書を必ず持参すること。 ・予め指定する期日までにレポートの提出がないものは、成績評価の対象とせず自動的に不合格とする。 ・不合格の場合は再履修すること。 ・コンピュータ端末数の都合により、履修者は原則として情報電子工学系学科昼間コースの学生に限定する。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
・密度の濃い演習ですので、演習の時に初めて教科書や手引き書を読み始めていては内容をこなせません。必ず事前に内容を理解してから演習に臨んで下さい。 ・コンピュータの操作には慣れが必要です。演習の時間外にも、演習室の開放時間を積極的に利用して操作に親しんで下さい。 ・入学前までにパソコンの操作に慣れ親しんでいない学生には、敷居が高く感じることもあるかもしれません。しかし、あきらめずに時間をかけてじっくり取り組めば、情報電子工学系学科で必要とされる最小限のコンピュータ操作技術を確実に習得できます。一方、既にコンピュータに精通している学生も、奥深い UNIXシステムの利用法を極める契機となりますので、真剣に取り組んで下さい。 ・この演習は、単にコンピュータの使い方を覚える演習ではありません。コンピュータの発展的な使い方を自ら学んでゆく力と姿勢を身に着けて下さい。また段取り力とチームワーク力を発揮してレポート作成の共同作業にあたって下さい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
○ 情報システム学コース・コンピュータ知能学コース」の学習目標の以下の項目に対応している。 ・人[チームワーク力]他者と共同して仕事を進める能力を身につける。 ・情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける。 ○ 情報電子工学系学科 電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習 教育目標 「B.(電気電子工学分野の基礎) 電気電子工学分野の基礎知識を習得し、その 背景を理解し、定量的に計算できる能力を修得する。」に主体的に対応している。 |
関連科目 /Related course |
本演習は、引き続き行われる演習科目(プログラミング演習など)の「基礎」にあたり、UNIXツールが道具として使えるようになることを目指します。今後の演習では、UNIXツールが問題なく使えることを前提に、より高度な内容を扱うことになります。従って、分からない点は積極的に質問し、本演習中に解決するようにしてください。 ○ 情報システム学コースならびにコンピュータ知能学コース: プログラミング演習(1年後期)、情報システム学演習(2年前期)、コンピュータ知能学演習(2年前期)、情報工学PBL:システム開発演習(2年後期)、など ○ 電気電子工学コースならびに情報通信システム工学コース: プログラミング演習(1年後期)、プログラミング応用演習(2年前期)、計算機工学I(2年前期)、計算機工学II(2年後期) |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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