開講学期/Course Start | 2017年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 金 /Fri 1 , 金 /Fri 2 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科材料工学コース |
対象学年/Year | 3年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | 耐環境材料学/Environment Resistant Materials |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 佐伯 功(機械航空創造系学科材料工学コース) |
時間割コード/Registration Code | B2334 |
連絡先/Contact |
佐伯 功(K-709 0143-46-5634 isaos@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
佐伯 功(木曜10:30-12:00 AM10.30-12 onThursday) |
更新日/Date of renewal | 2017/09/22 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
材料を自然環境下に放置しておくと、その速度の大きさの違いはあるが、いずれは朽ち果てる。材料が製造される過程では多大のエネルギーが投入されているので、材料が朽ちないようにする、あるいはその速度を極めて遅くする技術は経済的ならびにエネルギーの有効利用の点から極めて重要である。ここでは、いろいろな場合における材料の腐食のメカニズムを理解し、各種防食技術の考え方を修得させる。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.材料工学の専門知識 (1)金属材料の腐食現象を定性的に理解すること。 (2)大気および水溶液中の均一腐食に関して,腐食速度を解析できること。 (3)高温腐食・高温酸化に関して,腐食速度を解析できること。 (4)不均一腐食や水素脆化などの材料環境劣化現象を定性的に理解すること。 (5)環境にふさわしい材料選択の基礎能力を獲得すること。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間): 22.5 時間 セクション1 1 イントロダクション 腐食とは何か 2 基礎となる熱力学 3 基礎となる化学 4 基礎となる電気化学 セクション2 5 何故腐食は起こるか 6 腐食の速度論1 絶対反応速度論 7 腐食の速度論2 電気化学反応速度論 8 腐食速度を測る セクション3 9 局部腐食 10 不働態とその役割 11 低温での腐食の防止 12 応力と腐食 13 高温での腐食 |
教科書・参考書に関する備考 | J. M. West著 Basic Corrosion and Oxidationを翻訳しe-learningサイトで公開する。受講学生は各自ダウンロード,印刷して持参のこと。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点中60点以上が合格点である。 100点の内容は以下のとおりである。 セクション1のテスト 全体の配点の1/3 セクション2のテスト 全体の配点の1/3 セクション3のテスト 全体の配点の1/3(定期試験期間に実施) |
履修上の注意 /Notices |
各テストすべてについて60%以上の得点を得なかった場合には再試験を直ちに実施します。再試験の実施は参加者の授業計画によって決定します。時間が合わない場合には夜間や土曜日に再試験を実施する可能性もあります。履修登録した学生はこの条件を理解しているとみなします。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
腐食と防食および環境脆性の理解には熱力学にはじまり材料組織学に至る広範な知識が必要であり,そのすべてを15週で理解することを期待していません。 むしろ,卒業ののち材料工学者として活躍する上で腐食や防食に取り組むためにはどのような視点が必要なのかを広く学んでもらいたいと思います。 一方,材料保全の観点からはどのくらいの速度で材料が劣化するかを解析できる能力は必須であり,速度解析については定量的な理解を求めます。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
材料工学コースの学習目標の(D)に対応 JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応 |
関連科目 /Related course |
材料工学コースについては、物理化学B、材料精製学、金属材料学Aの内容を理解していることを前提に授業を進める。 材料電気化学の内容を理解していることが望ましい。 |
備考 /Notes |
このクラスは日本語を用います. |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
なし |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
なし |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
なし |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |