授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2017年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 月/Mon 8,月/Mon 9,月/Mon 10
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科土木工学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義及び演習
授業科目名/Course Title 土木コンクリート構造学Ⅰ/Concrete Structures Ⅰ for Civil
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 菅田紀之(建築社会基盤系学科土木工学コース)
時間割コード/Registration Code B1314
連絡先/Contact 菅田紀之(D212. 0143-46-5220. sugata@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 菅田紀之(水曜日12:00~12:45.金曜日12:00~12:45)
更新日/Date of renewal 2017/03/18
授業のねらい
/Learning Objectives
鉄筋コンクリート(RC)部材は,防災施設等の土木構造物の主要な構成部材である。本授業ではRC部材の耐荷性状等を理解し,部材の設計を,限界状態設計法を用いて行うための知識を習得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.RC部材の概要を理解し説明を行うことができる。(知識力)
2.設計法について理解し説明を行うことができる。(知識力)
3.部材の耐荷性状を理解し説明を行うことができる。(理解力)
4.部材の耐力および応力度算定式を誘導することができる。(理解力・論理力)
5.部材として必要な性能を満足しているか,限界状態設計法を用いて検討することができる。(論理力・計算力)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数:36時間

1週目 鉄筋コンクリートの概要
2週目 設計法
3週目 材料の力学的性質(コンクリート,鉄筋)
4週目 曲げを受ける部材の挙動・破壊,曲げ耐力式
5週目 曲げ耐力の算定法,単鉄筋長方形断面部材の曲げ耐力
6週目 複鉄筋長方形断面の曲げ耐力,単鉄筋T形断面部材の曲げ耐力
7週目 軸方向圧縮力を受ける部材の破壊,軸方向圧縮耐力
8週目 曲げと軸方向圧縮力を受ける部材の破壊,断面耐力
9週目 せん断を受ける部材の破壊,せん断補強鉄筋の無い部材のせん断耐力
10週目 せん断補強鉄筋を有する部材のせん断耐力,各種せん断破壊耐力
11週目 曲げを受ける部材の応力度,せん断を受ける部材の応力度
12週目 曲げとせん断による主応力およびひび割れ
13週目 耐久性(鉄筋腐食):ひび割れ,塩化物イオン濃度,中性化深さ
14週目 部材のたわみ
15週目 疲労
16週目 定期試験

・教科書の該当部分を予め理解した上で授業に参加すること。
・授業では多くの演習を行うので,その内容を中心に復習を行うこと。
・レポートを10回課す予定です。レポートは自力で解答し,期限までに提出すること。
教科書
/Required Text
コンクリート構造工学 第4版 戸川一夫 [ほか] 共著 森北出版 2014(ISBN:9784627406544)
参考書等
/Required Materials
コンクリート標準示方書[基本原則編] : 2012年制定 土木学会コンクリート委員会コンクリート標準示方書改訂小委員会編 土木学会 2013(ISBN:9784810607307)
コンクリート標準示方書[設計編] : 2012年制定 土木学会コンクリート委員会コンクリート標準示方書改訂小委員会編 土木学会 2013(ISBN:9784810606126)
コンクリート標準示方書[施工編] : 2012年制定 土木学会コンクリート委員会コンクリート標準示方書改訂小委員会編 土木学会 2013(ISBN:9784810606133)
コンクリート標準示方書[維持管理編] : 2013年制定 土木学会コンクリート委員会コンクリート標準示方書改訂小委員会編 土木学会 2013(ISBN:9784810606164)
道路橋示方書(I共通編・IIIコンクリート橋編)・同解説 日本道路協会編 日本道路協会 2012(ISBN:9784889502664)
道路橋示方書(V耐震設計編)・同解説 日本道路協会編 日本道路協会 2012(ISBN:9784889502688)
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点で60点以上を合格とする。
定期試験80 %,レポート20 %の割合で評価する。

各達成度の評価は次のように行う。
目標1.レポートおよび定期試験において論述問題を出題し,評価する。
目標2.レポートおよび定期試験において論述問題を出題し,評価する。
目標3.定期試験において論述問題を出題し,評価する。
目標4.レポートおよび定期試験において誘導問題を出題し,評価する。
目標5.レポートおよび定期試験において計算問題を出題し,評価する。
履修上の注意
/Notices
演習では電卓を使用します。
定期試験の受験には,全レポート提出済みであることが必要である。
単位の修得には,原則として75 %以上の出席が必要である。
再試験を1回実施する。
不合格者は再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
授業において多くの演習を行います。また、レポートを複数回課します。他人の演習やレポートを単に写すようなことをしていると理解不足となり、単位の修得が難しくなります。自分の頭で考えることを忘れないようにしてください。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
土木コースの学習・教育目標との関係
〇 (C)将来能力
◎ (D)土木専門基礎
〇 (E)実験・実習
〇 (F)環境保全・防災
関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては、1年後期開講の材料の力学(必修)、2年前期開講の土木構造力学Ⅰ(必修)、2年後期開講の土木構造力学Ⅱ(必修)および2年後期開講の土木コンクリート工学(必修)の内容を理解していることが望ましい。
今後の関連科目は、3年後期開講の土木コンクリート構造学Ⅱ(選択)および土木構造設計演習(必修)である。
また、同時に開講されている土木実験(必修)と相互に関連している。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
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