開講学期/Course Start | 2016年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 夜5,夜6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科(夜間主),情報電子工学系学科(夜間主) |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 副専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | |
授業科目名/Course Title | 現代民主主義論 |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 永井真也(学部) |
時間割コード/Registration Code | T6727A |
連絡先/Contact | 永井真也(snagai@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 永井真也(火曜日12時―13時) |
更新日/Date of renewal | 2016/04/08 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
民主主義を公平な集団の意思決定システムであるという認識に疑問を投げかけ、民主主義システムの危うさを考える機会を学生に提供する。将来の良識ある一社会人としての意識の確立を促す。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.日本国憲法にある三権分立の政治システムを理解する。そして、地方自治体の二元的代表制との違いを理解する。 2.民主主義的決定方法としての選挙を単純多数決原理による1つの決定方法でしかないことを理解し、それ以外のほう穂と比較しながら、民主主義=単純多数決の問題点を説明できるようにする。 3.マスメディアに登場することで人気者となると政治家がいる。彼らのようなポピュリストの特徴を理解し、民主主義の問題点として理解する。 4.民主主義の暴走した結果として戦争にたどりつくこと、また戦争に至る社会背景を丸山眞男等の先行研究から学び、民主主義の意義を説明できるようになる。 |
授業計画 /Course Schedule |
1週目 ガイダンス-民主主義のいま- 2週目 わが国の民主主義システム 3週目 三権分立と課題 4週目 戦後の日本社会 5週目 地方自治制度の重要性(丸山理論から) 6週目 二元的代表制(首長と議会) 7週目 住民参加の諸形態 8週目 選挙制度への考察 9週目 行政委員会制度 10週目 新しい教育委員会制度 11週目 ポピュリズムという現象 12週目 グローバリズムとポピュリズム 13週目 政治とマスメディア 14週目 総括―表現の自由をめぐる諸問題 15週目 ゲストスピーカー 16週目 試験 総授業時間(実時間):45分/60分×2×16回=24時間 選挙など指示に関するニュースに関心を持ち、日頃からの政治への関心を高めておくこと。 授業で説明した用語について再確認するなど、復習をしておくこと。 |
参考書等 /Required Materials |
大嶽秀夫「日本型ポピュリズム」中公新書 920円+税(ISBN:978412101708)
佐々木信夫「地方議員」PHP新書 740円+税(ISBN:978456977422) 佐伯啓思「現代民主主義の病理」NHK出版 966円(ISBN:978414001788) 新藤宗幸「教育委員会――何が問題か 」岩波新書 798円(ISBN:9784004314554) 中野晃一「右傾化する日本政治」岩波新書 842円(ISBN:978400431553) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
到達度目標1~4にたいして、空欄補充及び選択問題による期末試験で評価する。 100点満点中60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 /Notices |
不合格者は再履修とする。 出欠確認システムで出欠を確認します。室蘭工業大学学部学生の試験に関する規則第6条により、出席が良好でない者には期末試験の受験を認めない。出席が良好でない者が受験しても、欠席扱いとする。 休講は原則として事前に掲示するが、万が一授業開始時刻後15分経過しても教員が教室に現れない場合は休講とする。 他の受講者のため、授業と関係のない私語は厳禁。携帯電話の電源は切っておくこと。飲食は原則禁止。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
大学生は有権者である。日々、テレビのニュースや新聞から社会情勢を理解することは市民としての最低限の行いである。日常の地域社会に関心を持つことが大事である。素朴な疑問を大切にし、日常感覚の中での実感的理解に努めてもらいたい。 授業の中では、学生諸君の関心のある事柄についても積極的に取り上げていきたい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
JABEE(a)地球的視野から多面的に物事を考える能力とその素養。 機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (A) 多面的考察力の修得 |
関連科目 /Related course |
日本の憲法、地域再生システム論(昼間コース)、地方自治論(昼間コース) |
備考 /Notes |
授業はパワーポイントを使用する。40頁相当の講義のレジュメは印刷して配布する。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |