授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2016年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 他/Oth.
授業区分/Regular or Intensive 集中講義
対象学科/Department 全学科(夜間主コース)
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 認知心理学の諸問題/Various problems of cognitive psychology
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 前田 潤(学部),宇野 英樹(学部)
時間割コード/Registration Code T6709B
連絡先/Contact 前田 潤(maedaj@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 前田 潤(オフィスアワー:木曜3・4講時目)
更新日/Date of renewal 2016/09/28
授業のねらい
/Learning Objectives
脳を心の座とする認知心理学の前提は妥当なのか。認知心理学における比較的新しい知見のうち,主に脳活動を指標とする研究成果について学び,「心」とは何か,心と脳との関係はどのようなものかについて考える。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 脳活動を用いた研究の紹介を通して認知心理学についての理解を進める。
2. 脳活動を指標とする「心」の研究手法を理解する。
3. 上記を通して,心と脳との関係や他分野との連携や応用について,自分なりの意見や考えを述べることができるようになる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数:22.5時間

1. 心と脳
2. 認知心理学の目標と手法
3. 脳の構造と脳活動の計測法
4-5. 物体の認識と顔・表情の認識
6-7. 運動反応の生成と行動の制御
8-9. 注意と意識
10-11. 精神時間測定
12. 虚偽とその検出
13-14. 脳損傷と機能障害
15. まとめ

 本学には認知心理学に関する書籍が図書館に多数所蔵されているので適宜参照のこと。
参考書等
/Required Materials
「最新認知心理学への招待 : 心の働きとしくみを探る」サイエンス社(ISBN:4781907040)
教科書・参考書に関する備考 講義資料は印刷物または電子ファイルを適宜配布する。
認知心理学の基礎的な知見や手法に関しては上記図書が参考になる。それ以外にも本学図書館には認知科学・認知心理学関連図書が多数所蔵されているので,必要に応じそれらを参考にすること。
成績評価方法
/Grading Guidelines
到達度目標1から3について、論述式の試験にて評価する。
試験内容は,1) 具体的な認知心理学の研究成果をもとに心と脳との関係について論述,2) 認知心理学の知見からいかなる応用が考えらるかについて考察,の2点からなる。
100点満点中60点以上を合格とする。
履修上の注意
/Notices
集中講義なので事前の開講日程についての掲示を見逃さないように注意すること。
再試は行わないので不合格の場合は再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
必須ではありませんが,講義内容の関係上,できるだけ関連科目を履修しておくことを推奨します。
質問や意見は大歓迎ですので,講義中でも積極的に発言して下さい。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
人文科学的な視点を学び、専門的知識技術を応用する能力を身につけ、問題解決の方法を多角的な視点から評価する力を涵養することに対応する。
<JABEEの学習・教育目標との関連>
該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力
関連科目
/Related course
こころの科学/現代心理学/認知心理学/教育心理学
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません