開講学期/Course Start | 2016年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 水 /Wed 5 , 水 /Wed 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 全学科 |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 副専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | 西洋の歴史(前半8週) /Western European History |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 清末 愛砂(学部),本間 俊行(学部) |
時間割コード/Registration Code | T6557 |
連絡先/Contact | 清末 愛砂(akiyosue@mmm.muroran-it.ac.jp、0143-46-5816) |
オフィスアワー/Office hours | 清末 愛砂(水曜日:11:00-12:00 事前に必ずアポをとってください) |
更新日/Date of renewal | 2016/09/27 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
この講義は、西洋の歴史に関する入門的授業です。各回1作の文学作品を取り上げ、その背景や内容から、各時代の歴史について概観します。 この授業の目的は、第1に、西洋の歴史の基本的な理解を得てもらうこと、第2に、文学的な伝統に関する理解を通して、歴史のつながりを理解してもらうことです。そして第3に、ヨーロッパで育まれた文化が、今日の文化にどのような影響を与えているのか考える一助としてもらいます。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
(1)西洋の歴史に関する基本的知識を得る(40%) (2)西洋における文学的伝統から歴史の流れを理解する(40%) (3)文学を通して西洋の歴史と文化を考察する(20%) 各目標の到達度は、試験によって判定する。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):12時間 週 授業内容等 1週目 ガイダンス 2週目 古代 叙事詩(ホメロス『オデュッセイア』) 3週目 中世 騎士道文学(『トリスタン・イズー物語』) 4週目 ルネサンス 人文学者の交流(『ペトラルカ=ボッカッチョ往復書簡』) 5週目 近世 新しい世界像(スウィフト『ガリヴァー旅行記』) 6週目 近代(1) 啓蒙思想とロマン主義(ゲーテ『若きウェルテルの悩み』) 7週目 近代(2) 大衆社会の孤独(フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』) 8週目 テスト 本授業でおもに用いる文学作品の日本語訳はそれぞれ以下のとおりである。 ホメロス(松平千秋訳)『オデュッセイア(上・下)』岩波文庫、1994年 ベディエ編(佐藤輝夫訳)『トリスタン・イズー物語』岩波文庫、1953年 近藤恒一編訳『ペトラルカ=ボッカッチョ往復書簡』岩波文庫、2006年 スウィフト(平井正穂訳)『ガリヴァー旅行記』岩波文庫、1980年 ゲーテ(高橋義孝訳)『若きウェルテルの悩み』新潮文庫、1951年 フィッツジェラルド(野崎孝訳)『グレート・ギャツビー』新潮文庫、1974年 |
参考書等 /Required Materials |
中井義明他『教養のための西洋史入門』ミネルヴァ書房、2007年(ISBN:9784623049097)
服部良久他編著『大学で学ぶ西洋史[古代・中世]』ミネルヴァ書房、2006年 (ISBN:9784623045921) 小山哲他編著『大学で学ぶ西洋史[近現代史]』ミネルヴァ書房、2011年 (ISBN:9784623059386) |
教科書・参考書に関する備考 |
授業に出席するにあたっては、事前に参考書を参照し、その回に取り上げる時代の大まかな流れを理解しておくこと。 また、授業内では各回の内容に関連する参考文献を紹介する。これは、各自の問題関心にしたがって知識を広げること、定期試験で出題する、自ら調べて解答を用意する問題に備えてもらうことを意図している。また、これに関連し、授業で取り上げる文学作品のうち、少なくとも1作は通読することが望ましい。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点中60点以上が合格点である。 成績は第8回で実施する試験によって100点満点で評価する。 各目標の到達度は、試験によって判定する。 試験は、全3~4題の論述形式とし、そのうちの少なくとも1題は事前に問題を提示することを予定している。 試験の形式および内容は、第1回のガイダンスも含めた授業内で詳しく説明する。 |
履修上の注意 /Notices |
1. 出席が良好でない者には、試験の受験資格を認めない。 2. 授業の変更や緊急時の連絡は、授業中または掲示板で通知する。 3. 再試験は行なわない。不合格の場合は再履修とする。 4. 成績評価を含めた重要事項の説明と、それに関する質問等を第1週目のガイダンスで行なうので、履修希望者は必ず出席すること。 5. この講義は全7回+テスト(第8回)で構成される。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
歴史には、知る楽しみ、そして考える楽しみがあります。 この授業を通して、皆さんが歴史を学ぶ楽しさ、大切さ、そして難しさを知ってもらいたいと思います。また、歴史学を通して得た知識や物の考え方からは、身の回りの物事・出来事についても新しい視点でみることができます。これから皆さんが、多くのことを学び、実践していくなかで、歴史的な観点をもつことを望んでいます。試験では、単に授業内容を整理するだけでなく、皆さんがそれぞれにもつ興味関心を発揮した解答を期待しています。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学習・教育目標との対応 建築社会基盤系学科建築学コース A:未来をひらく科学技術者に必要となる総合的理工学知識を習得する B:良識ある人間性、倫理性、福祉への感性と健全なる心身を形成する C:未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し、将来にわたる豊かな能力を身につける 建築社会基盤系学科土木工学コース 〇(B) 良識ある人間性,倫理性,福祉への感性と健全なる心身を形成する(人間性) 〇(C) 未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける(将来能力) 機械航空創造系学科機械システム工学コース:(A) 多面的考察力の修得 機会航空創造系学科航空宇宙システム工学コース:(A)現象を理解し、広い視野で総合的な判断ができるようになるための基礎となる知識を修得する。 機会航空創造系学科材料工学コース:(B)技術者倫理 応用理化学系学科応用化学コース・バイオシステムコース:(D)次世代の科学技術者にふさわしい倫理観を身につける、(E)広く世界に情報を求め、人と自然の調和を考えた科学技術を展開できる力を身につける 応用理化学系学科応用物理コース:(A)科学技術倫理・多面的思考能力 情報電子工学系学科電気電子工学コース・情報通信システム工学コース (H) 多面的思考と科学技術倫理:電気電子工学分野の技術に対する社会の要請を理解し、社会や環境に与える影響について考えることができる能力を修得する 情報電子工学系学科情報システム学コース・コンピューター知能学コース:社会的視点 JABEE基準 (a)地球的視点から多面的に物事を考える能力 (b)技術者が社会に対して負っている責任に関する理解 |
関連科目 /Related course |
「市民と公共」コースのヨーロッパ史 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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