授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2016年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 他/Oth.
授業区分/Regular or Intensive 集中講義
対象学科/Department 全学科(昼間)
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教職課程 教職に関する科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択(高等学校教諭1種免許(情報)(数学)(理科)取得には必修)
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 教育内容論/Theory of Instructional Contents
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 阿知良 洋平(学部),前田 潤(学部),倉賀野志郎(学部)
時間割コード/Registration Code T6328
連絡先/Contact 阿知良 洋平(Email:achiray@mmm.muroran-it.ac.jp
居室:Y205)
前田 潤(maedaj@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 阿知良 洋平(水12:55~14:25
それ以外でも在室時はいつでもどうぞ。事前にメールで確認して頂けると確実です。)
前田 潤(オフィスアワー:木曜3・4講時目)
更新日/Date of renewal 2016/09/26
授業のねらい
/Learning Objectives
 教育課程について、現在求められる教育内容の設定と、その内容の系列としての教育課程の編成、その意義および方法を考察する。あわせて各領域での指導法の実際にも触れる。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
(1)教科教育における教育内容編成の歴史を知る。
(2)教育内容の設定と教育課程の編成方法について体験する。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数:22.5時間
第1回 オリエンテーション :
 ・PISAの現状 ,教えと学び論:教え/学びのズレ
第2回 教育内容と教材:
 ・学びと誤謬:子どもの環世界論,教えと問い:自己との対峙を演出する問い
第3回 教育課程(カリキュラム)とは何か:
 ・基礎基本の柱としての展開:小学校から中学・高校までの柱
 ・そもそも論/多様性/高次な展開/歴史的社会的の広がりの中で
第4回 教育内容編成の視点」:
 ・そもそも論⇒教具に即して
 ・多様性論⇒計算の多様性に即して
 ・より高次の展開で
第5回 教育内容編成と指導法の実際:
 数学に即して: ・小から中へ:数の概念の展開
 ・比の概念の展開とデカルト座標 
 ・無比数論 ・微分・積分のイメージ:微に分けて、分けたものを積む
第6回 教育内容編成と指導法の実際:
 理科に即して:・土台/柱/観の構造
 ・カリキュラムに即して:観点につながるカリキュラムの構造
第7回 教育内容編成と指導法の実際:物理/化学
  ・粒子論と、更なる発展としての原子論
  ・粒子概念の発展としてのスープ論
  ・力学の実体的イメージ
第8回 教育内容編成と指導法の実際:生物
  ・戦略論:微視的進化論と生き様
  ・進化史論
第9回 教育内容編成と指導法の実際:宇宙・地球科学
  ・7大事件:宇宙史と地球史及び生物進化史:7つのエポックに即して
第10回 合科的科目などにおける教育内容編成と指導法の実際
 教科横断的な教育内容構成を歴史や社会科的な視点から考察する
第11回 合科的科目などにおける教育内容編成と指導法の実際
  とりわけ情報に即して
第12回 合科的科目などにおける教育内容編成と指導法の実際
 異なる教科内容・複式学年での教育内容編成と指導法について
第13回 模擬授業の実施と検討:数学
第14回 模擬授業の実施と検討:理科
第15回 模擬授業の実施と検討:情報
教科書・参考書に関する備考 [教科書]
特定のテキストは使用しない。
講義中にプリント資料などを配付する。必要に応じてビデオを使用する。
[参考書]
講義中に適宜紹介する。
[備 考]
成績評価方法
/Grading Guidelines
以下の到達度目標
(1)教科教育における教育内容編成の歴史を知る(60%)
(2)教育内容の設定と教育課程の編成方法について体験する(40%)
について,毎回の授業ごとのミニレポート(30%),授業終了後に提出するレポート(30%)および模擬授業の評価(40%)によって成績の評定を行う。
履修上の注意
/Notices
○高等学校教諭1種免許(理科・数学・情報)取得希望者を対象とする。
○高等学校教諭1種免許(理科・数学・情報)取得に必修。
○なお,「副専門教育」の単位とはならないことに注意。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy

<JABEEの学習・教育目標との関連>
該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力

機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応
(A) 多面的考察力の修得
関連科目
/Related course
教育方法論
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません