開講学期/Course Start | 2016年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 木/Thu 9,木/Thu 10 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 全学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 副専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | |
授業科目名/Course Title | 行動の科学 |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 石橋 伸恵(学部),松本ますみ(学部) |
時間割コード/Registration Code | T6325 |
連絡先/Contact | 松本ますみ(Q509 0143-46-5817, m-matsumoto@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 松本ますみ(オフィスアワー 火曜日5.6限) |
更新日/Date of renewal | 2016/04/08 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
人はどのような心を持つのか。心はどのような行動を生み出すのか。行動はどのような社会を作り上げるのか。人の心が行動を生み出し、その行動が社会を形成し、形成された社会環境がまた人の心や行動に影響していく過程を理解することは、現在の日本社会あるいは国際社会を理解するうえで非常に重要である。本講義では社会心理学における様々な実験研究を通じて、人の心と行動、社会との関連を紐解いていく。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
① 人間行動に関する多様な研究の知識:人間行動と社会とそれらの相互作用について様々な切り口から研究が行われている。授業で扱う主要な研究の知識を獲得する。 ② 研究手法についての理解:複雑な人間行動について研究をするために、ある研究上の切り口を選ぶことは、多くの要因を切り捨てることでもある。人間行動の研究手法には制約が伴うことを理解する。 ③ 人間の生存と行動の関係についての理解:機械や道具の設計上の制約と同様に、人間の現在の姿も、時間や大きさやエネルギーなどについての制約を抱えながら進化してきたことを理解する。 ④ 疑問を持つ:深く理解しようとするときには必ず疑問が生まれる。授業内容について自分なりの疑問をもつ。 |
授業計画 /Course Schedule |
社会心理学を中心に、心理学、脳科学、遺伝行動学、社会学等の知見を交えながら多面的に進めていく。 1) 人間行動を理解するための様々な視点と学問分野 2) 社会心理学の古典的研究1 3) 社会心理学の古典的研究2 4) 社会心理学の古典的研究3 5) ゲーム理論(経済学と人間行動の関わり) 6) 生態学的視点(動物としての人間) 7) 進化学的視点(進化と人間行動) 8) 脳科学的視点(脳と人間行動) 9) 行動遺伝学的視点(遺伝と行動の関わり) 10) 社会学的視点 11) 現代の諸問題と社会 12) 社会調査 13) 分析の手法 14) 合理的な行動とは何か 15) まとめ [総授業時間:(45分/60分)×2×15=22.5時間] 学習の推進のために、毎時間の復習をすることを求める。小テストを数回行うので、そのための準備を怠らないこと。また、質問があればすぐにすること。 |
教科書・参考書に関する備考 |
授業で使用する資料は講義期間中にオンラインでダウンロードできるようになります. |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
"100点満点中60点以上を合格とする。 100点中の配分は、中間レポート30点、最終レポート50点、小テスト10点、質問点10点。 各到達度目標の評価方法 ① 小テストと最終レポートにおいて知識を問う課題を設ける。 ② 中間レポートと最終レポートにおいて研究手法の理解を問う課題を設ける。 ③ 中間レポートと最終レポートにおいて人間行動の制約についての理解を問う課題を設ける。 ④ メールで質問を受付け、質問の質と回数を評価する。" |
履修上の注意 /Notices |
・小テストは授業を通じて数回行う。 ・質問点の評価対象となる質問は、メールで送信された授業「内容」に関することのみ。 (事務的な質問は対象外) ・口頭での質問はいつでも気軽にしてください。 ・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知します。 ・再試験は行わない。不合格者は再履修とする。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
人間と社会に対する様々な視点について学ぶことは、他者の立場に立って物事を考える基礎となり得ます。他者視点取得は皆さんが社会人になるにあたって意識して訓練して欲しいスキルです。この授業がその助けになることを願っています。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
JABEE基準1(1)「(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に対応。 機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (A) 多面的考察力の修得 電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標 「(H) 電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する。」に対応している。 |
関連科目 /Related course |
こころの科学、現代心理学 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |