授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2016年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 金/Fri 1, 2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 全学科
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 論述式の課題を含む講義形式
授業科目名/Course Title メンタルへルス論/Mental Health
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 田所 重紀(学部)
時間割コード/Registration Code T6236
連絡先/Contact 田所 重紀(保健管理センター
0143-46-5855(代表)
s-tadokoro@mmm.muroran-it.ac.jp
)
オフィスアワー/Office hours 田所 重紀((月)10:00-11:55、(金)10:00-11:55
Monday 10:00-11:55, Friday 10:00-11:55
)
更新日/Date of renewal 2016/04/18
授業のねらい
/Learning Objectives
本授業の目的は、「健康な心とはどのような状態か」「健康な心を実現するにはどうしたらいいのか」というメンタルヘルスにおける二大問題について、一緒に深く考究することである。
こうした問題について、日々の生活場面を通じて具体的に考察し、そこから気づきを得ることにより、自分自身の心の健康はもちろん、周囲の人の心の健康を保持・増進させることができるようになることを目指している。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
①「健康な心」の有り様について、具体的なイメージが描けるようになる。
②「健康でない心」の有り様と、どうしてそのような有り様になってしまうのか、について理解する。
③「健康な心」の実現方法を理解するとともに、日常生活においてそれを実践できるようになる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間;24時間
1週目  イントロダクション(「健康な心」とは?)
2週目  メンタルヘルスリテラシーとは
3週目  メンタルヘルス相談の基本―クライエント中心療法を中心に
4週目  認知行動療法をリテラシーに活かす
5週目  対人関係療法をリテラシーに活かす
6週目  森田療法をリテラシーに活かす
7週目  森田人間学とは
8週目  なぜ私たちは悩むのか―神経症に陥る仕組み
9週目  心は万境に随って転ず
10週目  恐怖は恐怖せざるを得ず、欲望はこれを諦めることはできない
11週目  自然に服従し、境遇に柔順なれ
12週目  自然な心を目指して―統合的視点から
13週目  苦悩を生きる力に変える―統合的視点から
14週目  メンタルヘルスと社会
15週目  総括と試験への指針
16週目  定期試験

・ 各週の授業において論述式の課題を課すので、その課題の内容についての復習を通じて自己学習すること。
参考書等
/Required Materials
悩みには意味がある 森田正馬〔著〕 ; 生活の発見会編  白揚社 1998(ISBN:4826971133)
新しい自分で生きる 森田正馬〔著〕 ; 生活の発見会編  白揚社 1998(ISBN:4826971141)
教科書・参考書に関する備考 本授業はPowerPointのスライドを用いて行い、毎回その抜粋資料を配布する。
必ずしも参考書を購入する必要はないが、本授業に対する理解を深めそれを実践するためにも、購入することを推奨する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点中60点以上が合格点であり、授業中の課題(30%)と定期試験(70%)にて評価する。
到達度目標①②③ともに、授業中の課題と定期試験における論述問題にて評定する。
また、授業中の態度や発言状況などにより、最終評価を加減することがある。
履修上の注意
/Notices
3週目から14週目の間はほぼ毎回、授業中に課題を課す。
この課題の出来は最終評価に加味される。
本授業の2週目と15週目に心理テストに協力して頂く可能性がある。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
本授業を通じて是非とも、しなやかで力強いメンタルヘルスリテラシーを身につけて下さい!
そしてその利益を自分だけ享受するのではなく、周囲の人にもお裾分けできるようになって下さい!
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この授業は、JABEE基準1(1)の(g):自主的、継続的に学習できる能力、に対応している。
また単位修得は、機械システム工学コースの学習・教育到達目標の(A) 多面的考察力の修得、に対応している。

電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標 「(H) 電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する。」に対応している。
関連科目
/Related course
医の科学
備考
/Notes
なし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
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