開講学期/Course Start | 2016年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 3, 水/Wed 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 全学科 |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 副専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | |
授業科目名/Course Title | ヨーロッパ史(市民と公共コース)/European History |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 清末 愛砂(学部),本間 俊行(学部) |
時間割コード/Registration Code | T6232 |
連絡先/Contact | 清末 愛砂(akiyosue@mmm.muroran-it.ac.jp、0143-46-5816) |
オフィスアワー/Office hours | 清末 愛砂(水曜日:11:00-12:00 事前に必ずアポをとってください) |
更新日/Date of renewal | 2016/04/08 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
この講義では、ヨーロッパとそのほかの諸地域との関係を軸に、古代ギリシアから現代までヨーロッパの歴史を概観します。 この講義の目的は、第1に、ヨーロッパの歴史における基本的な知識を習得し、またその歴史の流れを理解することです。その際に注目するのは、ヨーロッパとほかの諸地域との歴史的な関係です。中世以降、ヨーロッパ世界は、地中海を介して、イスラーム世界と交流や対立を繰り返してきました。そして16世紀以降、ヨーロッパは大西洋をとおってアメリカ大陸へ、またインド洋をとおってアジア諸諸地域に進出しました。そして近代において、ヨーロッパは世界各地に大きな影響を及ぼすようになり、その影響は今日の日本にも残っています。このような世界の結びつきをテーマとしてヨーロッパ史の流れを理解してもらうことが第2の目的です。 そして第3に、ヨーロッパが経験したさまざまな異文化交流のあり方を知ることで、異文化交流の歴史的意義について考える手がかりを得てもらいます。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
(1) ヨーロッパ史の基礎的知識を得る(40%) (2) ヨーロッパ史の展開を理解する(40%) (3) 異文化交流について考察する (20%) 各目標の到達度について、定期試験で判断する。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間 45分/60分×2×16=24時間 週 授業内容等 1週目 ガイダンス 2週目 古代(1) 東地中海(古代ギリシア) 3週目 古代(2) 地中海世界の闘争(ヘレニズムとローマ共和政) 4週目 古代(3) 我らの海(ローマ帝国) 5週目 中世(1) 地中海世界の3つの文化圏(古代末期・中世初期) 6週目 中世(2) 武器と書物と病原菌がわたる海(中世盛期・末期) 7週目 近世(1) 大航海時代の夢と悲惨(15~16世紀) 8週目 近世(2) 海上覇権をめぐって(17世紀) 9週目 近世(3) ヨーロッパの新しい秩序(17世紀) 10週目 近世(4) 世界の探索と啓蒙(17~19世紀) 11週目 近代(1) 環大西洋革命(18~19世紀初頭) 12週目 近代(2) 自由主義と「西洋の衝撃」(19世紀前半) 13週目 近代(3) 帝国主義:ヨーロッパと植民地(19世紀後半) 14週目 近代(4) 世界大戦と国際協調(20世紀) 15週目 まとめ (16週目 定期試験) |
参考書等 /Required Materials |
中井義明他『教養のための西洋史入門』ミネルヴァ書房、2007年(ISBN:9784623049097)
近藤和彦編『西洋世界の歴史』山川出版社、1999年(ISBN:9784634645400) 服部良久・南川高志・山辺規子編著『大学で学ぶ西洋史[古代・中世]』ミネルヴァ書房、2006年(ISBN:9784623045921) 小山哲他編著『大学で学ぶ西洋史[近現代]』ミネルヴァ書房、2011年(ISBN:9784623059386) 上杉忍・山根徹也編『歴史から今を知る―大学生のための世界史講義』山川出版社、2010年(ISBN:9784634640528) |
教科書・参考書に関する備考 |
教科書は指定しない。 授業内容をより深く理解するために、参考書を1冊通読することが望ましい。 授業に出席するにあたって、事前に参考書を参照し、その回に取り上げる時代の大まかな流れを理解しておくこと。また、各自の問題関心にしたがって、知識を広げてもらうため、授業内でも各回の内容に関連する参考文献を紹介する。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
成績は、定期試験によって評価する。 試験は3~4題の論述形式を予定している。そのうちの少なくとも1題は、授業内で出題する。 詳しいテストの形式および内容は、授業内で告知する。 |
履修上の注意 /Notices |
1.出席が良好でない者には、定期試験の受験資格を認めない。 2.授業の変更や緊急時の連絡は、授業中または掲示板で通知する。 3.再試験は行なわない。不合格の場合は再履修とする。 4.成績評価を含めた重要事項の説明と、それに関する質問等を第1週目のガイダンスで行なうので、履修希望者は必ず出席すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
歴史には、知る楽しみ、そして考える楽しみがあります。この授業を通して、皆さんが歴史を学ぶ楽しさ、大切さ、そして難しさを知ってもらいたいと思います。また、歴史を通して得た知識や物の考え方によって、身の回りの物事・出来事についても、新しい視点でみることができるようになるでしょう。テストでは自ら歴史を調べる問題も出題します。授業をとおして、自らの歴史に対する関心を育てて下さい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
JABEE基準 (a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養 機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (A) 多面的考察力の修得 電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標 「(H) 電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する。」に対応している。 |
関連科目 /Related course |
1年次の「西洋の歴史」 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |