授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2016年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 水/Wed 3, 水/Wed 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 全学科
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar  
授業科目名/Course Title 社会と文化(経済と社会コース)
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 清末 愛砂(学部),平川 全機(学部)
時間割コード/Registration Code T6230
連絡先/Contact 清末 愛砂(akiyosue@mmm.muroran-it.ac.jp、0143-46-5816)
オフィスアワー/Office hours 清末 愛砂(水曜日:11:00-12:00 事前に必ずアポをとってください)
更新日/Date of renewal 2016/04/08
授業のねらい
/Learning Objectives
本講義は、社会学的な観点から「文化」と捉えれている営みに検討を加えることを目的とする。
「社会」も「文化」もいざ定義しようとすると困難な言葉である。そこで、あることを文化として位置づける意味、文化が生産・流通・消費される過程、文化という実践が行なわれいる場の解明を試みる。
本講義では、具体的な事例を通して社会と文化に関わる諸問題に検討を加える。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
(1)文化の社会学的な観点から捉え方を理解する(理解力)
(2)現代文化を社会学的な観点から解釈する(解釈力)
(3)上記2点について自分の言葉で説明する(論述力)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):22.5時間

第1回 ガイダンス
第2回 文化の位置付け①:食と文化
第3回 文化の位置付け②:衛生と文化
第4回 文化の位置付け③:自然環境と文化
第5回 文化の位置付け④:言語と文化
第6回 文化の生産・流通・消費①:テクノロジーと文化
第7回 文化の生産・流通・消費②:住居と文化
第8回 文化の生産・流通・消費③:家族と文化
第9回 文化の生産・流通・消費④:消費と文化
第10回 文化の生産・流通・消費⑤:メディアと文化
第11回 文化実践の場①:震災復興と地域文化
第12回 文化実践の場②:観光と文化
第13回 文化実践の場③:伝統の創造
第14回 文化実践の場④:グローバル化と文化
第15回 全体のまとめ

講義内容の理解には、現代の社会と文化に対する関心が重要となります。したがって、日々のニュースや新聞記事をチェックする等の自己学習を必ずしたうえで授業に臨むこと。
参考書等
/Required Materials
文化の社会学 佐藤健二, 吉見俊哉編  有斐閣 2007(ISBN:9784641122420)
文化社会学入門 : テーマとツール 井上俊, 長谷正人編著  ミネルヴァ書房 2010(ISBN:9784623058242)
教科書・参考書に関する備考 授業の際に必要な資料は適時配布します。その他の参考書は授業時間内に紹介します。
成績評価方法
/Grading Guidelines
到達度目標(1)~(3)すべてにおいて、授業内に書いてもらう小課題(45%)と期末レポート(55%)で評価し、合計100点満点中60点以上を合格とします。
なお期末レポートの提出のない者、規定の出席回数(2/3以上)に満たない者の評価は行ないません。
履修上の注意
/Notices
(1)小課題やグループディスカッションを毎週課されることを理解した上で受講すること。漠然と講義を聞くだけではなく、自ら考え発言する積極性が求められます。
(2)授業内容に関する質問は、授業中や授業前後の教室で受け付けます。 毎回の小課題内にも記入欄を設けるので適宜記入すること。
(3)遅刻早退および授業中の私語は厳禁です。
(4)再試験は行ないません。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
「社会」も「文化」もよく耳にしますが、いざ「何か」と問われると捉えることが難しい言葉です。私たちの生活を決める全てのようにも使いますし、特別な何かとしても「文化」という言葉が使われることもあります。私たちの生活に「社会」や「文化」がどう関わっているのか、「社会」や「文化」という枠組みを通して何が行なわれているのか、事例に基づいて考えます。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
JABEE基準
(a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解

電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標 「(H) 電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する。」に対応している。
関連科目
/Related course
社会学概論
備考
/Notes
授業内容・計画は受講生の理解や関心などによって変更することもあります。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません