授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2016年度/Academic Year   前期/First
開講曜限/Class period 月/Mon 1
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department
対象学年/Year 1年 , 2年 , 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar
授業科目名/Course Title 社会思想論
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 松本ますみ (学部)
時間割コード/Registration Code T6158
連絡先/Contact 松本ますみ(Q509 0143-46-5817, m-matsumoto@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 松本ますみ(オフィスアワー 火曜日5.6限)
更新日/Date of renewal 2016/03/16
授業のねらい
/Learning Objectives
現代に生きる私たちにとって、必要なものの見方が理解できるようになり、倫理的な考えとは何か、行動とはなにかが分かるようにする。また、対話能力を身に着ける。そのために、アクティブラーニングの一環であるワークショップの手法を取り入れる。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
以下の能力が身につけられるようにする。
1.身の回りで起こっている現象を論理的・かつ批判的に説明できるようにする。
2.報道や宣伝の問題点について指摘できるようにする。
3.情報をうのみにしないで自分で考え、行動することができるようにする。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間)=22.5時間
1.はじめに (授業概要)
2.「偏見」「常識」「~らしさ」とは何か、どのように形成されたのか (ワークショップ)
3.「愛国」ブームをどう考えるか①――メディアとナショナリズム(歴史の観点から)
4.「愛国」ブームをどう考えるか②――メディアとナショナリズム(現在の視点から)
5.「異文化」をどう考えるか①―― オリエンタリズムという考え方から
6.「異文化」をどう考えるか②―― オリエンタリズムを使った映像から考える
7.オリエンタリズムとナショナリズムを考える(ワークショップ)
8.マイノリティをどう考えるか①―――日本におけるエスニック・マイノリティ
9.マイノリティをどう考えるか②―――日本における移民労働者
10.マイノリティをどう考えるか③――海外におけるマイノリティ・移民労働者の現状
11.ジェンダーの視点①――コマーシャリズムの中から考える
12.ジェンダーの視点②――政治、経済の中から考える
13.ジェンダーの視点③――異性の近親者、同級生、ボーイフレンド/ガールフレンドとの対話から考える
14.マイノリティとジェンダーと階級を考える(ワークショップ)
15.まとめ
各種新聞を毎日読んでおくことを求める。社会でなにが起きているのか、それらにどう向き合えばいいのか考える習慣をつけておくことが求められる。
成績評価方法
/Grading Guidelines
毎回の授業内レポートを課す。到達度目標1)から3)について授業内レポート40%、期末試験(レポートもしくは定期試験)が60%で評価する。100点満点で60点以上を合格とする。
履修上の注意
/Notices
この授業は、自分が今まで当たり前、と思っていたことに疑問を投げかける授業です。やわらかい頭を持って授業に臨んでください。高校までやったような覚える授業ではなく、考え、議論し、それを言葉にする授業です。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
JABEE基準1(1)「(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に対応。
(b)技術者が社会に対して負っている責任に関する理解
(f)のうち、日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力

電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標 「(H) 多面的思考と科学技術倫理:電気電子工学分野の技術に対する社会の要請を理解し、社会や環境に与える影響について考えることができる能力を修得する.」に対応している。
関連科目
/Related course
日本の憲法 平和と憲法 社会学
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
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