開講学期/Course Start | 2016年度/Academic Year 前期/First |
---|---|
開講曜限/Class period | 他/Oth. |
授業区分/Regular or Intensive | 集中講義 |
対象学科/Department | |
対象学年/Year | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 副専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | |
授業科目名/Course Title | 地域再生システム論/Town revival |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 永井真也 (学部) , 有村 幹治 (建築社会基盤系学科土木工学コース) |
時間割コード/Registration Code | T6155 |
連絡先/Contact | 永井真也(snagai@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 永井真也(火曜日12時―13時) |
更新日/Date of renewal | 2016/03/11 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
地域再生や都市再生は、現代日本における急務な課題であり、国のほうでも地方創生にかんする施策を提示している。 しかし、地域や都市の再生を成功に導くことは容易ではない。本授業では、地域づくりやまちづくりを実践している講師を招き、地域活性化のヒントを得るとともに、実現可能な地域再生の方策を考える。フィールド調査、グループワーク(討論)、まとめる能力を養うことを目的としている。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.データから現状や傾向を把握する能力 2.フィールド調査を行う能力 3.グループ討論で意見を述べるとともに他のメンバーと協力して、結論をまとめていく能力 4.プレゼンテーション能力 1~4の項目について身につけることを講義の目的としている。 |
授業計画 /Course Schedule |
小樽商科大学との連携授業である。小樽商科大学と室蘭工業大学の学生の混合グループを作成し、8名程度の班に分かれでグループ学習を行う。 2016年度は全日程を千歳市を舞台に開講する。授業の集合は千歳駅周辺の指示された場所(千歳市民文化ホール)とする。 (講義予定) 「通過のまちから滞在型のまちへ」 千歳市は2000万人を超える利用がある新千歳空港を有している。だが、ほとんどの利用者がJRのエアポート快速で札幌市へと移動し、千歳市を通過している。この講義では、千歳市の魅力をアピールして、千歳市で時間を過ごしてもらう方法を提案する。また、千歳市に住み続けたいという人が増えるような方策も提案する。 既にある資源について学習し、それらを活用したまちづくりについて政策提案を行ってもらう。 分析方法としてSWOT分析、KJ法を用いる。 1日目(8月24日・水曜日) 千歳市民文化ホール集合。 チームビルディング。(3-4時限目) 千歳市民文化ホールの中ホールにて講義を行う。(5-9時限目) 2日目(8月25日・木曜日) 千歳市民文化ホール集合。 千歳駅周辺でのフィールドワークを行う。(1-10時限目) 3日目(8月30日・火曜日) 千歳市民文化ホールもしくは千歳市公民館に集合。 市内の各所で班ごとにグループワークを行う。(2-9時限目) プレゼンテーションの準備をする。 4日目(8月31日・水曜日) 千歳市民文化ホール集合。 (3-6時限目)プレゼンテーション発表をする。 (7時限目)総評を行う。 総授業時間数:22.5時間 事前に「千歳」「北海道」「観光」「交通」「定住」「まちづくり」「地域活性」などのワードを含む本を読んだり、情報を収集しておくこと。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
学生個人の成績は、その学生が属したグループの発表に対する評価(50%)と、提出する個人レポートに対する評価(50%)で行う。 (達成度目標別の評価方法) 1.データから現状や傾向を把握する能力に対しては、作成するパワーポイントと発表内容とレポートによって評価する。 2.フィールド調査を行う能力に対しては、作成するパワーポイントと発表内容とレポートによって評価する。 3.グループ討論で意見を述べるとともに他のメンバーと協力して結論をまとめていく能力に対しては、作成するパワーポイントと発表内容とレポートによって評価する。 4.プレゼンテーション能力については、最終日の報告の内容で評価する。 (注記)4日間の集中講義であるため、欠席日や欠席コマ(講目)がある場合、成績評価をしない。また、個人レポートが未提出の場合も成績評価をしない。 |
履修上の注意 /Notices |
前期授業開始早々に説明会を開催するので、履修を希望する者は出席すること。 履修者はグル―プワークの都合から1年生のみとする。 本学の受講者が予定定員80名より人数が多い場合には、抽選によって履修者を決定する。 8月24日、25日、30日、31日の4日間の夏季集中講義である。 千歳駅周辺での授業となる。(本学では行わない) 自己負担で現地まで来られる学生を対象とする。 くれぐれも掲示板の連絡事項には注意すること。 1年生のみを対象としているので、不合格の場合は再履修はできない。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
フィールドワークとして実際にまちに出てみることは、驚きと発見に満ちているでしょう。実社会に役立つ研究を目指すきっかけにしてください。 また、他大学との混合チームでの授業時間は、諸君に新しい価値観をもたらすことでしょう。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
JABEE(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養。 機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (A) 多面的考察力の修得 (H) 多面的思考と科学技術倫理:電気電子工学分野の技術に対する社会の要請を理解し、社会や環境に与える影響について考えることができる能力を修得する。 |
関連科目 /Related course |
胆振学入門、地方自治論 |
備考 /Notes |
感想文の類のレポートを提出した場合は、再提出を命じる。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |