授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2016年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水 /Wed  10 , 水 /Wed  11
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科 夜間主コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 電子物性論/Advanced Solid State Physics
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 川村 幸裕 (情報電子工学系学科電気電子工学コース)
時間割コード/Registration Code C8704
連絡先/Contact 川村 幸裕(F205, 0143-46-5532, y_kawamura@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 川村 幸裕(木、金 16:00~18:00)
更新日/Date of renewal 2016/10/06
授業のねらい
/Learning Objectives
本科目は、固体結晶などの電子的性質に関する物性を理解するため量子力学の初歩からはじめ固体中の電子のふるまいについて学ぶ。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
次の項目の習得を目標とする。
1.電子物性に関する基本的用語を理解し、使用することができる(知識力60%)。
2.エネルギーバンド理論を学び、固体中の電子の基本的なふるまいを理解し、具体的な適用例をあげて説明できる(理解力40%)。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間); 1.5時間×16回=24 時間
1週目 シラバスの説明,電子物性の概要
2週目 結晶構造
3週目 格子振動
4週目 固体の熱的性質と古典的電子伝導モデル
5週目 量子力学の基礎,井戸型ポテンシャル
6週目 トンネル効果
7週目 水素原子
8週目 中間試験
9週目 エネルギーバンド理論
10週目 クローニッヒ・ペニーモデル
11週目 結晶内における電子の運動
12週目 金属,半導体,絶縁体のバンド構造
13週目 真性半導体
14週目 不純物半導体
15週目 ダイオードとトランジスタ
16週目 定期試験



 
教科書
/Required Text
電子物性 松澤剛雄、高橋清、斉藤幸喜共著 森北出版(ISBN:97846277702)
参考書等
/Required Materials
固体物理学入門 Carles Kittel 著 宇野良清 他共訳 丸善(ISBN:9784621076538)
教科書・参考書に関する備考 教科書の他に授業に使用する必要な資料hs適宜プリントとして配布する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
定期試験(70点分)とレポート(30点分)の合計100点満点中で60点以上を合格とする。
評価点が50~59点で再試験を希望するものについて定期試験の再試験を実施する。
履修上の注意
/Notices
理解力向上のためにレポートを課します。自己学習を確保するために、予め予習することが望ましい。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
 
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この授業の単位履修は、本コースの学習・教育目標の
B.電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得するに対応している。
関連科目
/Related course
この科目の履修に当たっては。基礎電磁気学(必修)、電磁気学II(必修)を取得しておくことが望ましい。また、半導体工学を受講するのが好ましい。
備考
/Notes
 
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
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