授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2016年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 金 /Fri  3 , 金 /Fri  4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科 情報通信システム工学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 無線伝送工学/Antenna Engineering
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 長谷川弘治(情報電子工学系学科情報通信システム工学コース)
時間割コード/Registration Code C4712
連絡先/Contact 長谷川弘治(教員室:7号館4階 Y403 
連絡事項がある場合は, オフィスアワーに来室してください.
電子メール:本人かどうか確認できないので,成績問い合わせや欠席回数の問い合わせなどの連絡に使用しないでください.
なお必須記載事項とのことですから,アドレスを記載します.
khasegaw@大学共通アドレス
)
オフィスアワー/Office hours 長谷川弘治(Moodle のお知らせに記載しています.
情報電子工学系学科電気電子系掲示板のオフィスアワー一覧,または,http://www.muroranit.ac.jp/ie/elec/electronics/info/undergraduate/officehour.htmlを参照して下さい. )
更新日/Date of renewal 2016/09/26
授業のねらい
/Learning Objectives
アンテナ工学の基礎理論を習得する
到達度目標
/Outcomes Measured By:
以下の事項を説明できる。
1.電磁波と伝送線路の基礎知識(20%)
2.微小電気ダイポールからの電磁波の放射特性(10%)
3.アンテナの諸特性(50%)
4.電波伝搬(20%)
授業計画
/Course Schedule
24時間(16週×1.5時間)
1週 シラバスの説明,電磁波概論,計算法の復習(複素表示,外積),Maxwellの方程式(復習課題1)
2週 電磁波の基礎1(平面波,波数ベクトル,電力)(復習課題2)
3週 電磁波の基礎2(偏波,境界条件と等価定理(復習課題3)
4週 微小電気ダイポールからの放射(復習課題4)
5週 伝送方程式と給電線路(復習課題5)
6週 問題演習1
7週 反射係数,VSWR,整合,スミスチャート(復習課題6)
8週 基本的なアンテナ,放射ベクトル,指向性,アンテナ利得(復習課題7)
9週 入力インピーダンス,放射電界強度,実効長 (復習課題8)  
10週 問題演習2(課題レポート)
11週 アンテナの等価回路,実効面積,開口効率(復習課題9)
12週 フリスの伝達公式,アンテナの不整合損, 各種線状アンテナ(復習課題10)
13週 開口アンテナ,アレーアンテナ
14週 電波伝搬(概要,平面大地)
15週 電波伝搬(大気中の伝搬),後半のまとめ
16週 定期試験

講義を受講後,必ず教科書の該当部分を読んで,講義内容を確認してください.
また復習課題(1から5週,7,8,9,11,12週に課します)を解くことは,講義内容の理解に必須です.
moodleを使用して期限までに提出してください.
教科書
/Required Text
伊藤,岩﨑,岡田,長谷川著,理工学入門講座 基礎からの電磁波工学,日新出版(ISBN:9784817302335)
参考書等
/Required Materials
安達三郎、佐藤太一著、電波工学、森北出版(ISBN:9784627706415)
徳丸仁,基礎電磁波,森北出版(ISBN:4627781601)
鹿子嶋憲一著、光・電磁波工学、コロナ社(ISBN:9784339018493)
小柴正則著,波動解析基礎,コロナ社(ISBN:4339018279)
教科書・参考書に関する備考 安達先生の本は,教科書よりも簡潔な内容です.
徳丸先生の本は,本格的な電磁波の本です.将来,電波関係の仕事をする方には,読むことを薦めます.
鹿子嶋先生の本は,図を多用した説明がわかりやすい本です.
小柴先生の本は,厳密な記述があり,とくにマイクロ波,光波の等価回路理論を学ぶのに役立ちます.
成績評価方法
/Grading Guidelines
1回の課題レポート(30%),10回の復習課題レポート(10%),定期試験(60%)により100点満点で評価する.60点以上を合格とする.再試験は実施しない.
 目標1,2ならびに3の一部は,中間試験,課題レポートにおいて計算問題ならびに定義等に関する記述問題を出題して評価する.目標3の一部は,定期試験と課題レポートにおいて計算問題ならびに定義等に関する記述問題を出題して評価する.目標4については,定期試験において,記述問題ならびに計算問題を出題して評価する.
履修上の注意
/Notices
moodleを利用して,課題レポートの提出を行う.履修者は,必ずmoodelに登録すること.(登録キーは,第1回めの講義中に伝える.) 
質問は,moodleを使用するか,講義終了後,あるいはオフィスアワー(指定した時間帯)にすること.
 再試験は行わない.不合格者は,再履修となる.
 授業計画に変更がある場合には,講義中に連絡し,Moodleのお知らせに記載する.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
無線伝送工学では,平面波,アンテナなどについて,電磁気学を基に,電磁波伝搬やアンテナの回路動作を考えます.この科目を履修することで,電磁気学の知識を整理するとともに,より深く電磁気学を理解することができます.
 なお今年度から,講義時間中の演習を増やし,中間試験を廃止しました.積極的に演習に参加して,理解を深めてください.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学習・教育目標の(B)に付随的に関与する
関連科目
/Related course
基礎電磁気学、電磁気学I,電磁気学II,電磁気学III
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません