開講学期/Course Start | 2016年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 火 /Tue 7 , 火 /Tue 8 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科 |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | オペレーティングシステム/Operating System |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 畑中雅彦(情報電子工学系学科情報システム学コース) |
時間割コード/Registration Code | C4609 |
連絡先/Contact | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2016/09/26 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
・オペレーティングシステムは、コンピュータシステムを構成するハードウェア資源とソフトウェア資源を管理して使用効率を上げ、利用者に対しては使いやすいユーザインタフェースを提供する最も基本的で重要なソフトウェアである。従って、この授業の履修は情報工学を学ぶ学生にとって必要不可欠のものである。 ・この授業では、こうしたコンピュータの最も基本的なソフトウェアであるオペレーティングシステムの役割と構成、動作原理等について学ぶ。 ・実際のオペレーティングシステムとしては、詳細な技術情報が公開されているUNIX系オペレーティングシステムを中心にして説明する。また動作原理のみでなく、実際に使えることを目指して、具体的なコマンドの使い方についても解説する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. オペレーティングシステムの役割について理解し、基本的な役割について簡単に説明することができる。 2. オペレーティングシステムの構成について理解し、基本的な構成について簡単に説明することができる。 3. オペレーティングシステムの動作原理について理解し、プロセスや仮想記憶の基本的な動作について簡単に説明することができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間) 22時間30分(90分×15回) 1週目:シラバスの説明、オペレーティングシステムの開発小史と概要 2週目:オペレーティングシステムの役割(第1章) 3週目:オペレーティングシステムのユーザインタフェース(第2章) 4週目:オペレーティングシステムのプログラミングインタフェース(第3章) 5週目:オペレーティングシステムの構成(第4章) 6週目:入出力制御(第5章) 7週目:ファイル管理(第6章) 8週目:プロセス管理(第7章) 9週目:プロセス管理(第7章) 10週目:多重プロセス(第8章) 11週目:メモリ管理(第9章) 12週目:仮想メモリ(第10章) 13週目:ネットワークの制御、セキュリティと信頼性(第11章、第12章) 14週目:システムの運用管理、オペレーティングシステムの性能と標準化 (第13章、第14章、15章) 15週目:定期試験 |
教科書 /Required Text |
オペレーティングシステム 野口健一郎著 オーム社 2002(ISBN:4274132501) |
参考書等 /Required Materials |
オペレーティングシステム 谷口秀夫著 昭晃堂 1995(ISBN:4785620439)
デスクトップLinuxで学ぶコンピュータ・リテラシー 九州工業大学情報科学センター編 朝倉書店 2013(ISBN:9784254121964) |
教科書・参考書に関する備考 |
[教科書] ・ 野口健一郎著「オペレーティングシステム」オーム社 定価(2800円+税) [参考書] (1) 谷口秀夫著「オペレーティングシステム」昭晃堂 定価(3000円+税) (2) 九州工業大学情報科学センター編「デスクトップLinuxで学ぶコンピュータ・リテラシー」朝倉書店 定価(3000円+税) [備 考] ・参考書(2)は、1年次前期に購入済みの「情報リテラシー演習(必修)」の教科書です。UNIX系オペレーティングシステムの具体的なコマンドの使い方を学ぶ際に役立ちますので、持参するようにして下さい。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
・定期試験により成績をつける。100点満点で60点以上を合格とする。 ・各到達度目標の評価方法は、次のように行う。 ・目標1. 定期試験においてオペレーティングシステムの役割について理解を問う問題を出題し、達成度を評価する。 ・目標2. 定期試験においてオペレーティングシステムの構成について理解を問う問題を出題し、達成度を評価する。 ・目標3. 定期試験においてオペレーティングシステムの動作原理について理解を問う問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
・授業には、指定した教科書および参考書(2)を持参して毎回必ず出席して下さい。 ・定期試験の問題は、教科書の履修と授業への全出席を前提として作られます(試験問題は教科書からだけでな板書や参考書(2)の指定した範囲からも出題されます)。 ・授業時間中の質問は大歓迎します。 ・原則的に再試験は行いませんので、不合格者は再履修が必要になります。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
・「オペレーティングシステム」はコンピュータシステムの基本的な構成要素であり、情報工学を学ぶ学生にとっては必ず理解すべき重要な科目です。 ・教科書に記載の無い内容や最新のトピックスについて、毎時間の授業の中で板書にて対応します。また、実際に使えることを目指して、具体的なコマンドの使い方についても分かりやすく解説します。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
・この授業科目は情報電子工学系学科 情報システム学コース・コンピュータ知能学コースの学習目標の以下の項目に対応している。 情報技術者[情報システム]情報システムの基礎知識と構築・運用能力を身につける。 |
関連科目 /Related course |
・この科目の履修にあたっては、1年次前期開講の「情報リテラシー演習」および2年次前期開講の「計算機システム」、「現代社会と情報工学」を履修しておくことが望ましい。 ・この科目の関連科目は、2年次開講の「ソフトウェア工学」、「情報ネットワーク」、「ファイルとデータベース」、および、3年次開講の「組込みシステム」などである。 |
備考 /Notes |
本授業受講者の「自己学習」(註1)を促すために、「自己学習」に適していると私が考える「学習課題」をプリントとして配付します。これを参考に、「自己学習」に励んで下さい。 註1:自己学習という言葉は、広辞苑(第5版)には採録されていませんし、Webで検索するとself-learning(外部から明示的に知識を取り入れることなく,内部の知識ベース又は新しい入力データから学習すること.)がヒッとしましたが、私には判然としませんでした。ここでは、「自己学習」を「受講生が、自主的かつ自分自ら本授業に関わる事柄を学ぶこと」と私なりに考えて、「自己学習に適していると私が考える学習課題」を提供します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |