開講学期/Course Start | 2016年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 金 /Fri 3 , 金 /Fri 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 応用理化学系学科 応用物理コース |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | 磁性/Magnetism |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 近澤 進(応用理化学系学科応用物理コース) |
時間割コード/Registration Code | C3722 |
連絡先/Contact | 近澤 進(K405,chika@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 近澤 進(金曜日 13:30~15:00) |
更新日/Date of renewal | 2016/09/26 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
磁石をはじめとして,私たちの身の回りには多くの「磁性体」が使われている. 本授業では,「磁性」の起源とその応用例を学ぶ. |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
(1)前半は磁性の基礎について学ぶ.磁性の起源を理解し,「鉄やニッケルは磁石に付くが,銅やアルミニウムは付かないのはなぜか」を説明できるようになる.(理解力・論理力・表現力) (2)後半は,磁気異方性,磁化過程,磁性の応用などを学び,身の回りの製品にどのような性質か使われているか例を挙げて説明できるようになる.(理解力・論理力・表現力) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間);11.25時間 第1週 はじめに(授業概要,シラバス,成績評価), 第2週 序論(磁性概説,角運動量と磁気モーメント,原子・分子の磁性,固体の磁性) 第3週 常磁性と反磁性(キュリー常磁性,ラーモア反磁性,パウリ常磁性,ランダウ反磁性) 第4週 秩序磁性と磁気相転移(強磁性,フェリ磁性,反強磁性) 第5週 磁気異方性(実験事実,結晶磁気異方性,誘導磁気異方性) 第6週 磁化過程(磁区構造,技術磁化過程,単磁区微粒子の磁化過程) 第7週 応用磁気(ソフト磁性材料,ハード磁性材料,磁気記録材料,磁性流体) 第8週 実験方法(磁界の発生と測定,磁束密度と磁化,磁気異方性と磁歪,交流磁化の測定と評価) まとめのテスト 「参考書」による予習と、配布プリントや小テストの復習をして下さい. |
教科書・参考書に関する備考 |
[教科書]:教科書は用いない。適宜プリントを配布する。 [参考書]:図書館に「磁性」の参考書は多数所蔵されています。 自分にあった本を見つけて下さい。 (ただし、古い本には現在では使われなくなった技術や製品の 記述があります。発行年をよく見て利用して下さい) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
授業の理解のために第2週~第7週に行う小テストを40点満点,第8週のまとめのテストを20点満点,講義終了後に提出するレポートを40点満点とし,合計100点満点中 60点以上を合格とする.不合格者は再履修すること. 各到達度目標の「理解力」は小テストとまとめのテストの記述式問題で、また「論理力・表現力」はレポートで評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
最終回(第8週)の「まとめのテスト」は第1週~第7週までの講義の復習になります. 毎週,配布されたプリントや小テストの復習をしておいてください. また,レポート課題ではインターネットを利用できることが望ましい. (ただし、「コピペ」はダメである。蘭岳131号の特集を参照すること) |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
子供の頃に磁石で遊んだり,モーターを作ったことがあると思います.なぜ鉄の釘は磁石にくっつくのに銅やアルミは付かないのか不思議に思いませんでしたか?この授業の前半でその「なぞ」が解けます. また,身の回りで磁性体を利用した物に,モーターや磁石(電磁石),電子レンジ,スピーカー,ビデオ(テープ),MD・MO,パソコンのHDDなどがあります.これらはどのような仕組みになっているでしょう?また,どのような性質が使われているでしょうか?この授業の後半で「磁性材料」とその応用例を学びます. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
本授業は,応用理化学系学科応用物理コースの学習・教育目標(F)応用物理専門能力の達成に寄与する. また,JABEE基準1(2)の(d) 当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力に対応する. |
関連科目 /Related course |
電磁気学A・B, 量子論, 量子力学, 統計熱力学 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |