開講学期/Course Start | 2016年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 月/Mon 5,月/Mon 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 応用理化学系学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | 光デバイス(後半8週)/Optical Device |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 宮永滋己(応用理化学系学科応用物理コース) |
時間割コード/Registration Code | C3719 |
連絡先/Contact |
宮永滋己(Y201 0143-46-5530 miyanaga@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 宮永滋己(水曜日 16:00~18:00) |
更新日/Date of renewal | 2016/09/26 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
近年様々な分野で光エレクトロニクスを基礎とする光と物質の相互作用を利用した光デバイスが利用されている。本講義では、最も重要な光学素子のひとつであるレンズの幾何光学的,波動光学的特性について述べるとともに、光の偏光を利用した表示素子として液晶表示素子に注目し、光の電磁波動論を基礎にその動作原理について講義する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
(1)レンズの幾何光学的,波動光学的特性について理解する(理解力) (2)液晶の光学的性質や光の偏光について理解する(理解力) (3)複数の偏光素子を透過する光の伝搬特性が計算できる(計算力) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):12時間(1.5時間/週×8週) 1週目 シラバスの説明および講義の概要 2週目 レンズの特性と光ピックアップの動作原理 3,4週目 物質中の光の伝搬 物質と光の相互作用の古典モデル-光の吸収と分散 5,6週目 光のベクトル的性質-偏光および偏光の表示 異方性媒質内での光の伝搬 7週目 液晶の電気光学効果と液晶表示素子の原理 8週目 定期試験 適宜プリントを配布し,演習等を行うので予習,復習をしておくこと。 |
参考書等 /Required Materials |
艸林成和著「液晶材料」(講談社サイエンティフィク)(ISBN:40615333347)
櫛田孝司著「光物理学」(共立出版)(ISBN:9784320030374) 大津元一著「現代光科学」Ⅰ(朝倉書店)(ISBN:4254210264) 大津元一著「現代光科学」Ⅱ(朝倉書店)(ISBN:4254210272) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
定期試験(100点満点)で評価し、60点以上を合格とする。 各到達度目標は定期試験において論述問題,計算問題を出題し 達成度を評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
適宜復習はするが、以下の項目については、ある程度の基礎知識を前提として授業を進める。 (1)数学(ベクトル解析・行列・微分方程式・複素関数など) (2)電磁気学(双極子・物質中の電磁場・マックスウェル方程式など) (3)光学の基礎(電磁波としての性質・偏光・複屈折など) |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は, 応用物理コースの学習目標:(F)応用物理専門能力 JABEE基準1(2)の(d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力に対応する. |
関連科目 /Related course |
この科目の履修にあたっては、3年前期開講の応用光学を履修しておくことが望ましい。 |
備考 /Notes |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |