開講学期/Course Start | 2016年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 火/Tue 7,火/Tue 8 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 応用理化学系学科応用物理コース |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | 固体物理A/Solid State Physics A |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 戎 修二(応用理化学系学科応用物理コース) |
時間割コード/Registration Code | C3616 |
連絡先/Contact | 戎 修二(K402 ebisu@mmm.muroran-it.ac.jp 0143-46-5620) |
オフィスアワー/Office hours | 戎 修二(金曜日 16:00-18:00) |
更新日/Date of renewal | 2016/09/26 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
金属、半導体、磁性体、誘電体、超伝導体などの各種材料の物性を理解する上で基礎となる固体における物理学を「固体物理A」、「固体物理B」で学習する。 固体物理Aでは、固体材料における原子分子の周期的配列である結晶格子とその結合力の機構や結晶構造を理解して、X線回折現象・実験・解析の方法を学習する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1、固体における原子の結合の仕方について理解する。 2、結晶の構造およびX線回折によるその構造解析法を理解する。 3、格子振動について理解する。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間);24時間 1週目 シラバスの説明、固体物理Aの概要, pp.1-2(教科書) 2週目 固体物理の基礎となる知識(1)(量子論 概説), pp.3-36 3週目 固体物理の基礎となる知識(2)(量子論 概説), pp.3-36 4週目 固体物理の基礎となる知識(3)(気体分子運動 概説), pp.37-54 5週目 固体物理の基礎となる知識(4)(気体分子運動 概説), pp.37-54 6週目 原子を結びつける力(1), pp.55-67 7週目 原子を結びつける力(2), pp.55-67 8週目 結晶の構造 結晶の対称性(1), pp.68-78 9週目結晶の構造 結晶の対称性(2), pp.68-78 10週目結晶の構造 X線回折(1), pp.78-101 11週目結晶の構造 X線回折(2), pp.78-101 12週目 格子原子の熱振動(1), pp.102-117 13週目 格子原子の熱振動(2), pp.102-117 14週目 格子原子の熱振動(3), pp.102-117 15週目 まとめ・補足 16週目 定期試験 ・次週以降(2-3週)のレジュメを予め配付しますので、教科書と対照して予習すること。理解のしやすさが大きく変わります。 ・課題を数回課します。 |
教科書 /Required Text |
応用物性論 青木昌治著 朝倉書店 1969(ISBN:4254135564) |
参考書等 /Required Materials |
物理学 小出昭一郎著 裳華房 1997(ISBN:4785320745)
固体物理学入門 Charles Kittel [著] ; 宇野良清 [ほか] 共訳 丸善 2005(ISBN:4621076531) 固体物理学入門 Charles Kittel [著] ; 宇野良清 [ほか] 共訳 丸善 2005(ISBN:462107654X) |
教科書・参考書に関する備考 | 授業は各自で復習しやすいように、教科書を中心として構成する。各自教科書ならびに事前配付資料をよく読むこと。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
数回の課題レポートの合計点を25点満点に換算し、定期試験の点数を75点満点に換算し、これらの合計点で評価する。合計点が60点以上のものを合格とする。不合格者には、一度だけ再試験を実施し、上と同様の換算で合計点60点以上を合格とする。ただし、再試験の最高評価点(換算合計点)は79点とする。再試験不合格者は再履修すること。 到達度目標1-3については、課題および定期試験において論述問題および計算問題を出題して評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
1. 毎回出席することが大前提である。やむを得ない理由で欠席した場合には、 その回の内容を自ら勉強し、翌週に臨むこと。 原則として4回以上の欠席者は、定期試験の受験資格を失うものとする (3回まで欠席して構わないという意味では決してない)。 2. 次週のレジュメを予め渡しますので、予習をしておくこと。また、教科書も きちんと読むこと。 3. 毎回、出欠確認を兼ねてミニットペーパーを提出してもらいます。 その名の通り1分とはいかないかもしれませんが、ほんの数分で自分なりに その週の内容をまとめて(あるいは自分が最重要と感じたことを書いて) 提出すること。 4. 積極的に質問すること。授業中の質問が最も望ましいです。授業直後や 教員室を訪ねての質問も歓迎します。 5. 緊急の告知は掲示等でおこなう。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
固体物理学は、現代社会を構成している様々な機能性材料を理解する上で欠かすことの出来ない基礎学問です。しかし、固体物理学を理解するためには、力学、振動・波動論、電磁気学、熱力学、量子論、統計力学などの物理学、またベクトル解析や微分方程式などの物理数学の知識、さらには化学結合などの化学の基礎知識など、多くのことを理解している必要があり、難しいです。わからないときは、これらの基礎学問に立ち返る必要も出てきますが、億劫がらずに努力を続けてください。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、応用物理コース学習・教育目標の(F):応用物理専門能力「応用物理分野の専門知識を修得し、これを自ら取り組む研究課題に応用できる能力を身に付ける」に対応しており、JABEE基準1(2)の(d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力、(g)自主的、継続的に学習する能力に対応している。 |
関連科目 /Related course |
物理数学、振動・波動論、電磁気学、量子論、統計熱力学等の科目と密接に関係し、固体物理B、磁性、超電導、半導体物理学、誘電体物理学の基礎となっている。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |