授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2016年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 金 /Fri  5 , 金 /Fri  6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科 材料工学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 主専門
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義及び演習
授業科目名/Course Title 固体物性基礎論/Fundamentals of Solid State Physics
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 佐々木  眞(機械航空創造系学科材料工学コース)
時間割コード/Registration Code C2725
連絡先/Contact 佐々木 眞(Y601 / 0143-46-5655 / sasaki@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 佐々木 眞(月曜日 10:15-11:55、火曜日 14:25-16:05)
更新日/Date of renewal 2016/04/08
授業のねらい
/Learning Objectives
結晶構造学、固体化学で学んだ固体構造、化学結合の基礎に立って、固体の多様な性質を習得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.結晶の電子状態を結晶構造や化学結合に基づいて理解し、具体的な例をあげて説明ができる。(理解力)
2.結晶の不定比性を理解し、固体の電気的性質に関する問題を解くことができる。(計算力)
3.固溶体を理解し、物質の生成と関連付けて正確に述べることができる。(知識力)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);24時間
 1週目 シラバスの説明、セラミックス概論 プリント
 2週目 結晶の格子欠陥と不定比性     pp.170-186(教科書)
 3週目 転位と結晶粒界             pp.186-198
 4週目 固溶体                  pp.199-209
 5週目 相図の解釈(1)             pp.210-222
 6週目 相図の解釈(2)             pp.222-229
 7週目 電気的性質(1)半導体と金属    pp.230-235
 8週目 電気的性質(1)半導体と金属    pp.240-244
 9週目 電気的性質(2)超伝導        pp.236-240
10週目 電気的性質(3)イオン導電性    pp.245-253
11週目 電気的性質(3)イオン導電性    pp.253-268
12週目 電気的性質(4)誘電体        pp.268-275
13週目 磁気的性質               pp.276-295
14週目 光学的性質               pp.295-302
15週目 固体の結合様式と電子状態・物性の演習 プリント
16週目 定期試験
・授業時間内に小テストを実施するので、準備すること。
教科書
/Required Text
ウエスト固体化学入門 A.R. West著 ; 遠藤忠 [ほか] 訳  講談社 1996(ISBN:4061533711)
参考書等
/Required Materials
入門固体化学 L.Smart, E.Moore著 ; 河本邦仁, 平尾一之訳  化学同人 1996(ISBN:9784759807714)
固体と表面の理論化学 ホフマン [著] ; 小林宏, 海津洋行, 榎敏明共訳  丸善 1993(ISBN:4621043870)
教科書・参考書に関する備考 他に授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
目標1.定期試験の成績を100点満点で評価し60点以上を合格とする。
目標2.定期試験の成績を100点満点で評価し60点以上を合格とする。
目標3.定期試験の成績を100点満点で評価し60点以上を合格とする。
履修上の注意
/Notices
・毎回、学生証を持参すること(学生証を使って出席をとります)
・11回以上の出席が必要(風邪、クラブ活動による休みを含めて2回の欠席は認めるがそれ以上の場合は、非履修とみなす。欠席により小テストを受けなかった場合は、レポート提出で代用する)。
・予習をしてから講義に臨むこと。
・知識力、理解力などの向上を目指すために、適宜小テストを行うので十分復習をしておくこと。
・授業中の質問は大歓迎。
・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
・必要に応じ、定期試験不合格者に再試験を実施することがある。
・ただし、再試験に不合格の場合には再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
適宜演習を組み入れて講義をすすめるので、自分で理解度をチェックしながら学習目標の達成に努めること。
予習をしてから講義に臨むこと。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
材料工学コースの学習目標の(D)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応 
関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては、1学年開講の「結晶構造学」及び3学年開講の「固体化学」を履修しておくことが望ましい。
今後の関連科目は、3学年開講の「表界面科学」「セラミックス材料学」である。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません