授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2016年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 月/Mon 夜1,夜2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科 夜間主コース
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 座学
授業科目名/Course Title 機械力学/Dynamics of Machinery
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 松本大樹(機械航空創造系学科機械システム工学コース)
時間割コード/Registration Code B7204
連絡先/Contact 松本大樹(居室 B207室
h_matsu@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 松本大樹(火曜日 16:00-18:00)
更新日/Date of renewal 2016/04/08
授業のねらい
/Learning Objectives
機械が動くと,必ず動力学の問題が生じる。機械力学(Dynamics of Machinery)は機械の運動をその原因である力に基づいて明らかにしようとする学問である。本講義では,機械の動力学問題の解明に必要なニュートンの運動法則などの力学的諸法則・諸原理や解析力学の基礎事項を理解するとともに、それらの応用方法を修得することを目的とする。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.力学の基礎が理解できること。
2.剛体の運動を理解できること。
3.1自由度系の振動問題を解くことができ、固有振動数の意味を理解できること。
4.1自由度系の強制振動の特徴を理解できること。
授業計画
/Course Schedule
1.力学の基礎,機械振動の基礎
2.力学の基礎,機械振動の基礎:例題演習
3.剛体の運動,重心,慣性モーメント
4.重心,慣性モーメント:例題演習
5.剛体の運動:例題演習
6.1自由度系の振動
7.1自由度系の振動:例題演習
8.各種の1自由度系の自由振動,エネルギー法
9.1自由度減衰系の自由振動
10.1自由度減衰系の自由振動:例題演習
11.対数減衰率,クーロン摩擦のある自由振動
12.1自由度系の調和外力による強制振動
13.1自由度系の調和変位による強制振動
14.1自由度系の強制振動:例題演習
15.力の伝達率と振動の絶縁
16.定期試験

・小テストを実施するので各自自己学習しておくこと。 
教科書
/Required Text
基礎振動工学 横山隆, 日野順市, 芳村敏夫著  共立出版 2015(ISBN:9784320082113)
参考書等
/Required Materials
機械振動学通論 入江敏博, 小林幸徳著  朝倉書店 2006(ISBN:9784254231168)
機械振動学 岩田佳雄, 佐伯暢人, 小松崎俊彦共著  数理工学社 2011(ISBN:9784901683807)
演習機械振動学 佐藤秀紀, 岡部佐規一, 岩田佳雄共著  サイエンス社 1996(ISBN:9784781908137)
基礎演習機械振動学 岩田佳雄, 佐伯暢人, 小松崎俊彦共著  数理工学社 2014(ISBN:9784864810111)
振動工学 : 振動の基礎から実用解析入門まで 藤田勝久著  森北出版 2005(ISBN:4627665415)
機械工学のための振動・音響学 鈴木浩平 [ほか] 共著  サイエンス社 1989(ISBN:4781905641)
成績評価方法
/Grading Guidelines
期末試験(計算問題が主)の成績によって評価する。100点満点中60点以上を合格とする。出席率が実施授業回数の2/3に満たない学生は再履修となる。

以下の各到達度目標は、定期試験で各目標に対応する計算問題にて評価する.
1.力学の基礎が理解できること。
2.剛体の運動を理解できること。
3.1自由度系の振動問題を解くことができ、固有振動数の意味を理解できること。
4.1自由度系の強制振動を理解できること。
履修上の注意
/Notices
不合格者には再試験を行い、100点満点中60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修をすること。 
・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板などで通知する.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
機械航空創造系学科夜間主コースの学習目標の、C.工学専門知識において、機械工学、航空宇宙工学、材料工学に関する専門知識を修得し、活用できる、に対応している.
関連科目
/Related course
・この科目を必要とする科目
 機械振動学
 機械システム設計学 
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません