授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2016年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 木/Thu 夜1,2,3
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科(夜間主)
対象学年/Year 1年,2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar  
授業科目名/Course Title 解析A/CalculusA
単位数/Number of Credits 3.0
担当教員名/Lecturer 加藤正和(学部)
時間割コード/Registration Code B7102B
連絡先/Contact 加藤正和(Q404
mkato@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 加藤正和(水曜日 16:00--18:00)
更新日/Date of renewal 2016/04/08
授業のねらい
/Learning Objectives
工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識のうち微分積分学にかかわる内容を講義する。
実数列の性質と極限、1変数関数の極限・連続性・微分法を理解することを目的とする。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.べき関数、三角関数、逆三角関数、指数関数、対数関数などの基本的な関数の性質が理解できる。また、それらの関数に関連した極限を求めることができる。
2.1変数関数の連続性や微分の概念を理解し、初等関数(上記のような関数の和、差、積、商、合成)に対して連続性の吟味や導関数の導出を行うことができる。
3.1変数関数のTaylor展開の概念を理解し、与えられた関数に対してTaylor展開を導出することができる。また、Taylor展開を応用して、関数の近似値を求めることができる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):36時間
 1週目 実数の性質
 2週目 数列の極限
 3週目 関数の極限
 4週目 関数の連続性
 5週目 逆関数
 6週目 初等関数
 7週目 関数の微分
 8週目 微分の性質
 9週目 中間試験
10週目 合成関数と逆関数の微分
11週目 平均値の定理
12週目 関数の増減と極値
13週目 不定形の極限
14週目 高次の導関数
15週目 Taylor展開とMaclaurin展開
16週目 定期試験 
自己学習 :講義前にあらかじめ教科書を読んで予習し、講義後は教科書の演習問題を解いて復習すること。
教科書
/Required Text
「微分積分」、高坂・高橋・加藤・黒木場 著、(学術図書出版社)#
参考書等
/Required Materials
「入門微分積分」、三宅敏恒 著、培風館#
「微分積分 (理工系の数学入門コース)」、和達三樹 著、岩波書店#
「微分・積分30講 (数学30講シリーズ)」、志賀浩二 著、朝倉書店#
「微分積分学」、難波誠 著、裳華房#
「微分積分読本 1変数」、小林昭七 著、裳華房#
「数学の基礎体力をつけるためのろんりの練習帳」、中内伸光 著、共立出版#
「ろんりと集合」、中内伸光 著、日本評論社#
「数学は言葉」、新井紀子 著、東京書籍#
教科書・参考書に関する備考 微分積分に関する本は数多く出版されているので図書館などで自分にあった本を探し、参考にしてください。
教科書は解析B、解析Cでも使うので、紛失しないようにしてください。

多くの大学生が、大学数学でつまづく理由は、数学の言葉遣いや論理展開になれていないためだと思われます。数学で使われる言語は、日本語・英語などの日常用いる言語と違い、厳密な言葉づかいや文法が求められます。以下の本などを参考に、各自でそれらを習得する訓練を行なって下さい。

「数学の基礎体力をつけるためのろんりの練習帳」、中内伸光 著、共立出版#
「ろんりと集合」、中内伸光 著、日本評論社#
「数学は言葉」、新井紀子 著、東京書籍# 
成績評価方法
/Grading Guidelines
●中間試験と定期試験を行う。
●レポートの提出率が70%以上の者に試験の受験資格を与える。
●中間試験40%、定期試験60%の割合で100点満点として評価する。そのうえで60点以上を合格とする。
●各到達度目標は中間試験、定期試験において定義、計算問題、証明問題を出題し、達成度を評価する。
履修上の注意
/Notices
●演習やレポート等は必ず指定された日時まで提出してください。
●中間試験、定期試験を正当な理由で欠席した場合、理由書を1週間以内に提出すること。理由書の提出がある場合、追試験等の措置を講ずる。
●再試験を1回行うが、再試験合格者の成績は試験の得点に関わらず60点とする。
●再試験を受験する為の必要条件は、中間試験と定期試験を受験し、レポートの提出率が70%以上であることとする。
●最終的に不合格になった者は、再履修すること。 
教員メッセージ
/Message from Lecturer
講義での疑問点などは、そのままにせずに気軽に質問して下さい。 
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
情報電子工学系学科夜間主コースの学習目標「情報電子技術者[情報電子基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける。」に対応する
関連科目
/Related course
解析B、解析C、線形代数、線形空間入門
備考
/Notes
オフィスアワー以外にも在室時には質問などに対応します。 
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
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