授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2016年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 金 /Fri  3 , 金 /Fri  4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar  
授業科目名/Course Title 拡散単位操作/Diffusion Unit Operations
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 藤本敏行(応用理化学系学科応用化学コース)
時間割コード/Registration Code B3311
連絡先/Contact 藤本敏行(H304
5760
fjmt@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 藤本敏行(月・水曜日 11:55-12:45
応用理化学系学科のホームページまたは教員室前に掲示してあるオフィスアワーで確認してください。
その他の時間でも、講義内容の質問に限らず、気軽に教員室を訪ねてください。)
更新日/Date of renewal 2016/04/08
授業のねらい
/Learning Objectives
 化学工業プロセスの構成要素となる基礎的操作は単位操作と呼ばれる。この授業では、単位操作の中から主に物質移動に関する内容に着目し、各操作の原理と基本的用語を理解し、基礎的な設計法を習得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
可レベル(70%)
1.物質の分離の原理が理解されていること
2.Fickの拡散の法則が理解されていること
3.物理吸収速度が理解されていること
4.気液平衡と単蒸留が理解されていること
5.液液平衡と抽出が理解されていること
良レベル(10%)
1.可レベル1~5の計算が正確にできること
2.分離操作の物質収支が理解されていること
3.分離操作の化学工学的な取り扱いが理解されていること
4.連続蒸留が理解されていること
優レベル(20%)
1.良レベル2~4の計算が正確にできること
授業計画
/Course Schedule
総授業時間(実時間)24時間

 講義には主にプレゼンテーションソフトを使用し、教科書と配布した資料を使用する。毎回の講義で、講義内容の小テストを行う。第8週目には中間試験を行う予定である。
 電卓や作図を要する問題を解く機会も多いため、必ず電卓と定規を毎回用意すること。 講義の一部は化学工学実験Aを通して、実験による実習も行う。
第1週 ガイダンス・物質の分離の原理と方法(教科書1章、3・1章)
第2週 ガス吸収(I) ガス吸収と溶解度(3・1・4章、3・2章)
第3週 ガス吸収(II) 物理吸収(3・2・3章)・反応吸収(3・2・4章)
第4週 ガス吸収(III) ガス吸収装置(3・2・5章)・充填塔吸収装置の設計1(3・2・6章)
第5週 ガス吸収(IV) 充填塔吸収装置の設計2(3・2・6章)
第6週 ガス吸収(V) 充填塔吸収装置の設計3(3・2・7章)
第7週 演習
第8週 中間試験
第9週 蒸留(I) 気液平衡(3・3・1章)・単蒸留(3・2・2章)
第10週 蒸留(II) フラッシュ蒸留(3・2・3章)・連続蒸留(3・2・4章)
第11週 蒸留(III) 所要理論段数の計算(3・2・4章)
第12週 抽出(I) 液液平衡 (3・4・1章、3・4・2章)
第13週 抽出(II) 液液抽出装置と抽剤(3・4・3章)
第14週 抽出(III) 向流多回抽出装置(3・4・3章)
第15週 演習
定期試験

講義内容の小テストを毎回行うので、授業をよく聞いて準備しておくこと。
また、演習問題を10回程度配布するので、分からないときは教員室を訪ねてください。
教科書
/Required Text
基礎化学工学(ISBN:4563045551)
参考書等
/Required Materials
化学工学概論(ISBN:4782825102)
現代の化学工学I(ISBN:4254250150)
新体系単位操作(ISBN:4274129780)
教科書・参考書に関する備考 配布する資料はファイルにとじたり、ノートに張り付けたりして保存してください。
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点で中間試験30点、定期試験50点、小テスト20点の割合で評価する。
30分以上の遅刻は欠席とみなす。
各到達度目標の達成度は、小テスト、中間試験、定期試験によって出題し、判断する。
履修上の注意
/Notices
不合格者は再履修とする。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
授業中に出題した例題、小テストは十分に復習してください。
オフィスアワーは以外の時間でも、講義内容の質問に限らず、気軽に教員室を訪ねてください。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この科目は応用化学コース・バイオシステムコースの教育目標B-2(専門的知識-化学工学)、JABEEの教育目標(d)の達成に寄与する。
関連科目
/Related course
一年次の「化学工学基礎」、二年次の「化学システム工学」および「移動論」の内容を理解していることが望ましい。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません