授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2016年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 金/Fri 5,6,7
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科バイオシステムコース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar   
授業科目名/Course Title 化学工学実験A/Chemical Engineering Laboratory A
単位数/Number of Credits 1.5
担当教員名/Lecturer 山中真也(応用理化学系学科応用化学コース),島津昌光(応用理化学系学科バイオシステムコース)
時間割コード/Registration Code B3307
連絡先/Contact 山中真也(Tel: 46-5747
E-mail: syama(at)mmm.muroran-it.ac.jp)
島津昌光(N311、TEL: 0143-46-5769、simazu(at)mmm.muroran-it.ac.jp)
下村拓也(部屋番号:H308, 電話番号:0143-46-5740, E-mail:t-shimo@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 山中真也(月曜日 11:00-12:00
水曜日 13:00-14:00)
島津昌光
下村拓也(月・木10:00-12:00)
更新日/Date of renewal 2016/04/08
授業のねらい
/Learning Objectives
化学工学実験Aでは熱力学、化学工学基礎、化学システム工学、反応工学、移動論、計測工学、拡散単位操作で扱う内容を中心に実験を行う。実験を通して現象を化学工学的に探求する能力を育てる。また、基本的概念や理論を実験系に適用し、これまでに習得した概念、理論並びに化学工学的手法について理解を深める。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 実際の現象に対して、これまでに学習した化学工学の基礎と物質,熱,運動量収支の概念を適用できる。(25%)
2. 実験で使用する基本的用語の意味を理解し,使用することができる。(25%)
3. 実験装置の構成を理解し、実際に操作することができる。(25%)
4. レポートの構成を理解し、レポートを書くことができる。(25%)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間:33.75時間

第1週
 実験概要、レポート作成・提出方法の説明及び安全教育
第2~15週
1)液滴の生成
 吸収,抽出等の基本的事項を学ぶ(主な関連講義:化学システム工学)
2)物性値の測定
 密度,粘度,表面張力の測定法を学ぶ(主な関連講義:移動論)
3)ガス吸収
 ガス吸収の基本理論を検証する。(主な関連講義:拡散単位操作)
4)単蒸留
 蒸留の基本理論を検証する。(主な関連講義:拡散単位操作)
5)二重管型熱交換器の総括伝熱係数
 対流伝熱による熱交換操作の基本理論を検証する。(主な関連講義:移動論)
6)反応装置の混合特性
 装置内の流れについて基本理論を検証する。(主な関連講義:反応工学)

最終週にアンケート調査を行う。

<注意>
・実験装置数の関係上、班分け・グループ分けをしてローテーションを組む。必ずしも1)から実験するとは限らない。
・安全に実験を行うため、前もって必ず実験テキストを読んでおくこと。

<自己学習に向けて>
・実験の前までに予習し、テーマ内容を把握しておくこと。
・実験課題においてはレポート作成を行うので、充分な自己学習をすること。
教科書
/Required Text
化学工学実験A「実験指導書」(第1週目の実験説明会で配布する)
教科書・参考書に関する備考 [教科書]
化学工学実験A「実験指導書」(第1週目の実験説明会で配布する)
[参考書]
実験レポートを執筆する上で、これまでに使用した教科書に必要な情報が書かれている。また、教科書で調べきれない情報を収集するには下記文献が有用である。
化学工学会「化学工学便覧」、丸善 (図書館所蔵)#
亀井三郎「化学機械の理論と計算」、産業図書 (図書館所蔵)#
化学工学会「化学工学辞典」、丸善 (図書館所蔵)#
徂徠道夫 他「学生のための化学実験安全ガイド」、東京化学同人 (図書館所蔵)#
化学装置研究会編「図解で学ぶ装置の原理と機器の構造」、オーム社 (図書館所蔵)#
大西清「JIS標準化学工業製図」、オーム社#
[備 考]
成績評価方法
/Grading Guidelines
出席率100%、全ての実験に関する実験実施報告書の記述、アンケート回答、およびレポート執筆・提出を行った者を対象とし、達成度目標1.~4.についてレポートにより評価する。
100点満点中60点以上が合格点である。
履修上の注意
/Notices
1. 不合格者は翌年以降再履修とする。 
2. 1回でも無断欠席すると成績評価はしない。
3. 部活・サークル活動等の公的理由や病気等で実験を欠席する場合、それを証明する書類を持参すれば別途実験日を設定する。この場合、教務課に欠席届を必ず提出すること。連絡・欠席届の提出がない場合は無断欠席として扱う。
4. レポートは6通全てを提出しないと成績評価しない。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
全員に単位を修得してもらうことを前提に指導しています。不合格にするための指導は一切行っておりませんが、毎年不合格になる人がいます。「提出期限を守らない」,「レポートを出さない」,「途中から実験に来なくなった」という身勝手な行動にでた人たちばかりで、自分自身に甘えているからです。「指導が厳しい」などの文句を言う前に自分自身の行動を再確認してください。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
応用化学科の教育目標、B-2(専門的知識-化学工学)、C(継続的学習)、E(人と自然の調和)、F(プレゼンテーション能力)の達成に寄与する。
関連科目
/Related course
熱力学、化学工学基礎、化学システム工学、反応工学、移動論、計測工学、拡散単位操作
備考
/Notes
 
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません