授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2016年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水/Wed 3,水/Wed 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科 応用化学コース・バイオシステムコース
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 反応速度論/Reaction Kinetics
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 中野英之(応用理化学系学科応用化学コース)
時間割コード/Registration Code B3209
連絡先/Contact 中野英之(Phone: 0143-46-5753, E-mail: nakano(at)mmm.muroran-it.ac.jp
(at)は@に置き換えてください)
オフィスアワー/Office hours 中野英之(火曜日9:00-10:00,その他在室時は随時OK)
更新日/Date of renewal 2016/09/26
授業のねらい
/Learning Objectives
反応速度論の基礎を理解する。反応速度の考え方を理解するとともに、簡単な反応の反応速度式を記述できるようにする。また、実験データをもとに、反応速度定数や半減期、活性化エネルギーなどのパラメーターを求めることのできる能力を身につける。さらに、光物理過程や光化学反応過程を速度論的な考え方でイメージできるようにする。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.化学反応の速度の定義を理解し、簡単な反応の反応次数が求められる。(25%)
2.実験データをもとに、反応速度定数や半減期、活性化エネルギーなどのパラメーターを求めることができる。(25%)
3.さまざまな反応の速度式を反応機構と関連づけて理解できる。(25%)
4.光物理過程や光化学反応過程をイメージできる。(25%)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);24時間
第1週 反応速度の考え方。反応速度の定義
第2週 速度式と速度定数、反応次数
第3週 積分形速度式
第4週 第1週~第3週の復習
第5週 平衡に近い反応
第6週 反応速度の温度依存性
第7週 速度式の解釈(1)素反応、逐次素反応
第8週 速度式の解釈(2)濃度の時間変化、律速段階、定常状態近似
第9週 速度式の解釈(3)前駆平衡、触媒反応
第10週 第5週~第9週の復習
第11週 連鎖反応、重合反応
第12週 光物理過程(1)光吸収と励起状態の失活過程
第13週 光物理過程(2)蛍光寿命
第14週 光化学反応
第15週 第10週~第14週の復習

なお、適宜、演習等を実施するので日頃の予習・復習を心がけること
教科書
/Required Text
物理化学(下) P.W.アトキンス著 ; 千原秀昭, 中村亘男訳  東京化学同人 1979(ISBN:4807901494)
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点の定期試験で評価する(60点以上を合格とする)。各到達度目標は定期試験において達成度を評価する。なお、原則として定期試験の再試験は行なわない(事情がある場合は申し出ること)。
履修上の注意
/Notices
授業計画の進行は、内容の習熟度合い等により変更する場合がある。不合格者は次年度再履修となります。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
基礎的な数学(微分、積分)を理解しておくこと
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
応用化学コースおよびバイオシステムコース 学習目標 B-2
  応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を身につける。
  これを自ら取り組む課題に応用できる能力を身につける。
関連科目
/Related course
物理化学A、物理化学B
備考
/Notes
授業中に行なう演習問題で計算を行なうため、対数計算のできる計算機を持参すること。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
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