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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2015/09/30 現在

開講学期/Course Start 2015年度 後期
開講曜限/Class period 集中講義
授業区分/Regular or Intensive 集中講義
対象学科/Department <思考と文化>コース
対象学年/Year 2
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目 コース別科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 認識の諸問題
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 片野淳彦(窓口:松本ますみ)
時間割コード/Registration Code T6651
連絡先/Contact 松本ますみ(Q509
0143-46-5817
火曜日15:00~16:00)
オフィスアワー/Office hours 松本ますみ
更新日/Date of renewal 2015/09/28
授業のねらい
/Learning Objectives
この授業では認識論の基本を学びます。認識論とは、人間が何かを「知る」とはどういうことかを探求する、哲学の一領域です。知識とは何か、知識と信仰はどう違うか、社会や歴史を「正しく認識する」ことは可能か、といった問題を通して、「知る」ことについてもっとよく知るのが、この授業のねらいです。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
認識論の基礎的な概念を理解し、知識を得ることの意味と役割を考えるための糸口をつかむ。「わからない」ことを考え続ける知的胆力を涵養する。認識論の基本用語を理解する。哲学の基本的な学習方法を身につける。学際的なアプローチの方法を理解する。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間=22.5時間

下記の内容を予定していますが、学生の関心および理解度に応じて内容を変更することがあります。
1)認識論への招待
2)懐疑主義
3)合理主義と経験主義
4)知識の分析
5)内在主義と外在主義
6)証言の認識論
7)文脈主義
8)「知る」と「わかる」のあいだ
9)知識と信仰の異同
10)科学・哲学・神学の関係
11)平和神学の認識論
12)国際関係の認識論
13)殉教者とアイデンティティ
14)歴史認識の諸問題
15)まとめ

予習課題と授業理解の確認のため、授業の前後に小テストを行います。
期末試験は行いません。
教科書
/Required Text
山鳥重『「わかる」とはどういうことか』筑摩書房、2002年(ISBN:9784480059390)
村上陽一郎『科学・哲学・信仰』第三文明社、1977年(ISBN:4476010733)
内田義彦『社会認識の歩み』岩波書店、1971年(ISBN:4004110637)
参考書等
/Required Materials
A. J. R. Groom and Margot Light eds, Contemporary International Relations: A Guide to Theory, Pinter Publishers, 1994.(ISBN:185567078X)
Chris K. Huebner, A Precarious Peace: Yoderian Explorations on Theology, Knowledge, and Identity, Herald Press, 2006.(ISBN:9780836193411)
Jennifer Nagel, Knowledge: A Very Short Introduction, Oxford UP, 2014.(ISBN:9780199661268)
教科書・参考書に関する備考 [備 考]
集中講義という日程上、とくに教科書は事前に読んでおくことを強く勧めます。
成績評価方法
/Grading Guidelines
小テスト(予習課題や授業理解の確認、60%)、期末レポート(論述、40%)にて評価します。
履修上の注意
/Notices
この授業は学生が勉強するためのものであり、教員が学生のかわりに勉強してあげるためのものではありません。手っ取り早く「知りたい」人には向きませんので、ご注意ください。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
「何かを知っている」よりも、自分が「何を知らないか」を知っていることを大切にして授業に臨みたいと思います。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
JABEE基準1(1)「(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に対応。

機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応
(A) 多面的考察力の修得
関連科目
/Related course
社会思想論、哲学入門A、哲学入門B、自己理解のサイエンス
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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