シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2015/09/30 現在

開講学期/Course Start 2015年度 後期
開講曜限/Class period 木7, 木8
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 全学科
対象学年/Year 2
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目 コース別科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 社会環境アセスメント論
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 貝澤耕一、松名  隆
時間割コード/Registration Code T6643
連絡先/Contact 松名 隆(Q614
46-5834
pine@mmm.muroran-it.ac.jp
)
オフィスアワー/Office hours 松名 隆(月曜日15:00~16:00
)
更新日/Date of renewal 2015/08/17
授業のねらい
/Learning Objectives
社会環境アセスメントの方法を、北海道の先住民族アイヌの文化環境保全対策調査から分析し、アセスメントの意義と問題点を考察するなかで、アイヌの歴史的文化に学びつつ、自然と人間との共生のありかたについて考える。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.社会環境アセスメントの方法の概要を、具体的な事例に基づいて理解する。
2.アイヌの文化環境保全対策調査の意義と問題点の考察から、アセスメント自体の方法的意義と
  問題点を理解する。
3.アイヌの文化環境保全対策調査から得られた知見に基づいて、自然と人間との共生のありかた
  についての具体的な理解を深める。
授業計画
/Course Schedule
主として「アイヌ文化環境保全対策調査・総括報告書」(2006年3月、北海道平取町発行)に沿って、授業を進める。
 第1回 これからの講義内容について~自己紹介を兼ねて
 第2回 アイヌ文化環境保全対策調査の経緯と方針
 第3回 アイヌ文化環境保全対策調査の対象と方法
 第4回 沙流川流域の歴史の概観と二風谷ダム建設
 第5回 平取ダム建設予定地の額平川流域の歴史
 第6回 イウォロ(生活資源確保の場)としての額平川流域
 第7回 信仰の場としての額平川流域
 第8回 額平川流域のアイヌ語地名
 第9回 平取ダム水没予定地および周辺での植物採集
第10回 平取ダム水没予定地と額平川流域のアイヌ文化的利用の現状
第11回 二風谷ダム建設・運用後の沙流川の現状
第12回 平取ダム建設で予想される自然的・文化的影響
第13回 影響についての住民の意見
第14回 アイヌ文化環境保全対策調査の意義と問題点
第15回 アイヌの歴史的文化から学ぶ自然と人間との共生
総授業時間数:22.5時間 

 
教科書
/Required Text
アイヌ民族の復権 : 先住民族と築く新たな社会 貝澤耕一 [ほか] 編著  法律文化社 2011(ISBN:4589033909)
教科書・参考書に関する備考 [教科書]
貝澤(他)編著『アイヌ民族の復権~先住民族と築く新たな社会』(法律文化社、2011年)
[参考書]

[備 考]
配布する資料で適紹宜介する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
レポート50%と試験50%によって評価する。100点満点で60点以上を合格とする。 到達度目標の1,2,3ともレポート、試験によって評価する。
履修上の注意
/Notices
今年度でこの科目は終了するため、不合格の場合は、再履修できないので注意すること。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
JABEE(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養に対応する。

機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応
(A) 多面的考察力の修得 
関連科目
/Related course
社会環境基礎論、基層文化論、アジアの文化、自然再生論 
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

科目一覧へ戻る