開講学期
Course Start
2015年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
全学科
対象学年
Year
4
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
教育相談
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
前田 潤、菊池浩光
教員室番号
Office
Y207(総合研究棟2階)前田教官室
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5823
連絡先(E-mail)
E-mail
maedaj@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
(木)3・4講時目
授業のねらい
Learning Objectives
現代は、価値観の多様化や経済状況の変化、家族関係の希薄化などに伴い「子育て」がますます困難になってきていると言われている。教育現場においても、教員は、生徒への教育・指導問題だけでなく、増加する不適応行動に対応するためメンタルな側面にも目を向けていくことが求められている。さらに教員は、保護者、教員間の人間関係の軋轢で悩むことが多く、自身のメンタル・マネージメントが必要になってきた。
 このような時代の流れに対応して、教育相談的な考え方や技能を身につけていく必要性が新たに生じてきている。本講義では、生徒に生じやすいメンタルな問題や対応を整理し、学校現場で「教育相談」が果たしていくべき役割や方法について学んでいく。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.教育相談のニーズの把握 2.心の病と専門機関との機能分担の理解 
3.いくつかの教育相談やストレス・マネージメントの技法の理解 
4.特別なケアを必要とする生徒や保護者や関係者への対応の理解
授業計画
Course Schedule
総授業時間数;22.5時間
 1.教育相談と生徒指導
 2.教育相談のニーズ
 3.世代別のメンタルヘルスについて
 4.児童生徒の不適応の諸相(精神疾患)
 5.児童生徒の不適応の諸相(精神疾患)
 6.児童生徒の不適応の諸相(発達障害)
 7.教育相談技法 来談者中心療法
 8.教育相談技法 ミラーリング
 9.教育相談技法 認知行動療法
10.教育相談技法 その他の相談技法、保護者及び関係者との調整
11.教育相談技法 ストレスとリラクセーション法について
12.教育相談技法 コミュニケーション技法
13.特別なケアを必要とする教育相談 不登校(生徒、保護者、教員、関係者への対応)
14.特別なケアを必要とする教育相談 虐待/PTSD(生徒、保護者、教員、関係者への対応)
15.試験
講義に関する自己学習も怠らないように努めて下さい。
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
 
教科書・参考書に関する備考 教科書・参考書は特定せず、プリントを配布する。但し、カウンセリングや教育相談に関わる図書は本学図書館にも多数所蔵されており、講義の進行に従って、関連図書を参照されたい。
成績評価方法
Grading Guidelines
100点満点中60点以上を合格とする。達成度目標1から4について小レポート(3割)、試験(7割)で評価する。不合格者は再履修とする。
履修上の注意
Please Note
教育心理学、対人関係論、さらには現代心理学を履修することが望ましい。
教員メッセージ
Message from Lecturer
学校教育現場で何が起きているのか、ニュース報道なども積極的に取り入れていきたいと思います。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
関連科目
Associated Courses
こころの科学、現代心理学、教育心理学、対人関係論
備考
Remarks