開講学期
Course Start
2015年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
集中講義
対象学科
Department
情報電子工学系学科
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択(高等学校教諭1種免許(情報)取得には必修)
授業方法
Lecture or Seminar
集中講義(8月下旬〜9月中旬の延4日間を予定。日程は確定次第,掲示する)
授業科目名
Course Title
情報教育法T
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
石川高行(窓口:若菜 博)
教員室番号
Office
若菜:Y205
連絡先(Tel)
Telephone
若菜:0143-46-5818
連絡先(E-mail)
E-mail
若菜:wakana@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
若菜:月曜日13:00〜14:30
授業のねらい
Learning Objectives
高等学校において普通教科「情報」と専門教科「情報」が設定されている。これらの科目においては,単にコンピュータを使用する技術のみを修得させるだけではなく,情報化社会における「情報活用能力」,具体的に言えば,情報活用の実践力,情報の科学的な理解,情報社会に参画する態度等を修得させ,なおかつ,情報社会に必要なルールやマナーの育成が求められている。また,情報関連の技術者を養成する目的を含んでいることも忘れてはいけない要素である。これらの点に留意しながら授業を進める。
到達度目標
Outcomes Measured By:
(1)教科「情報」の設置経緯,教育目標・内容を理解する
(2)教科「情報」担当教員の役割を理解する
(3)教科「情報」の学習評価方法を理解する
授業計画
Course Schedule
総授業時間数;22.5時間
第1回 現代社会における情報教育
第2回 情報教育の必要性(1)情報教育の変遷と教科「情報」の設置経緯
第3回 情報教育の必要性(2)情報教育の位置づけと役割
第4回 教科「情報」(1)教育目標・内容
第5回 教科「情報」(2)情報活用能力とは何か。その定義と能力育成
第6回 教科「情報」(3)情報社会に必要なルールやマナー
第7回 普通教科としての「情報」(1)「情報A」:情報活用の実践力
第8回 普通教科としての「情報」(2)「情報B」:情報の科学的な理解
第9回 普通教科としての「情報」(3)「情報C」:情報社会に参画する態度
第10回 専門教科としての「情報」(1)その位置づけと内容
第11回 専門教科としての「情報」(2)情報技術者の育成
第12回 教員の役割とは何か(1)学習者との関わりと学習指導
第13回 教員の役割とは何か(2)教員の役割の変遷と社会との関わり
第14回 教科「情報」の学習評価:評価の意味,観点,内容および評価法
第15回 「総合的な学習の時間」と他教科について

授業中に紹介する参考文献を中心に3つの到達度目標について自己学習に努めること。
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
講義中に適宜紹介する。 
教科書・参考書に関する備考 特定の教科書は使用しない。
成績評価方法
Grading Guidelines
毎回の授業についての質問・意見・感想および授業後に提出するレポートの評価によって以下の事項についての理解を確認し,成績の評定を行う。
(1)教科「情報」の設置経緯,教育目標・内容(40%相当)
(2)教科「情報」担当教員の役割(30%相当)
(3)教科「情報」の学習評価方法(30%相当)
履修上の注意
Please Note
○高等学校教諭1種免許(情報)取得希望者(情報電子工学系学科)を対象とする。
○高等学校教諭1種免許(情報)取得に必修。
○なお,「副専門教育」の単位とはならないことに注意。
教員メッセージ
Message from Lecturer
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
関連科目
Associated Courses
教職原論,教育学概論,教育心理学,教育内容論,教育方法論
備考
Remarks