シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2015/09/30 現在

開講学期/Course Start 2015年度 後期
開講曜限/Class period 金5, 金6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科 情報通信システム工学コース
対象学年/Year 3
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 情報符号理論
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 長谷川弘治
時間割コード/Registration Code C4714
連絡先/Contact 長谷川弘治(Y403
連絡事項がある場合は,オフィスアワーに来室してください.
)
オフィスアワー/Office hours 長谷川弘治(情報電子工学系学科電気電子系掲示板のオフィスアワー一覧,または,
http://www.muroran-it.ac.jp/ie/elec/electronics/info/undergraduate/officehour.html
を参照して下さい. )
更新日/Date of renewal 2015/09/28
授業のねらい
/Learning Objectives
シャノンの情報理論を学ぶ。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
以下の項目が、具体的な例を示しながら説明できる。
1.情報量(25%)
2.情報源符号化(25%)
3.通信路符号化(30%)
4.線形符号(20%)
授業計画
/Course Schedule
24時間(90分×16回=24)
1週 シラバスの説明,情報理論の概要
2週 確率論(pp.9-22)  
3週 情報量とエントロピー(pp.24-32)
4週 情報源のモデル( p.20,21,33,34)
5週 情報源符号化(pp.36-40)
6週 クラフトの不等式,情報源符号化定理(pp.41-48)
7週 シャノン・ファノ符号,ハフマン符号(pp.49-61)
8週 中間試験
9週  試験の返却と解答,ここまでのまとめ
10週 通信路容量1(デジタルpp.62-68)
11周 通信路容量2(例題とアナログpp.68-71)
12週  通信路符号化(pp.72-80)
13週 離散信号の誤り検出法(pp.81-88)
14週 線形符号(pp.89-95)
15週 定期試験
16週 試験解答と講義のまとめ

教科書の該当部分を事前に読み内容の大筋を知った上で,講義に参加してください.
理解を深めるために解くべき問題を復習課題として指定します.
指定期日までにmoodleを利用して提出してください.

教科書
/Required Text
内匠逸編著「情報理論」オーム社 2,300円(税別)
教科書・参考書に関する備考 [教科書]
内匠逸編著「情報理論」オーム社 2,300円(税別)
[参考書]
今井秀樹著,「情報・符号・暗号の理論」,コロナ社(3500円+税)#
平田廣則著「情報理論のエッセンス」昭晃堂 2,700円(税別)
稲井寛著「はじめての情報理論」 森北出版 2,400円
[備 考]
教科書の内容は,標準的なものです.
簡潔に書かれている本なので,自分なりに考えてみることが必要です.
今井先生の本は,標準的な教科書で,本講義内容よりも本格的な記述になっています.
平田先生の本は,本文と問題を対応づけて学習すると,理解が深まります.
稲井先生の本は,式の導き方の説明が懇切丁寧なので,自力で式を導けない場合に参考にしてください.
成績評価方法
/Grading Guidelines
中間試験(30%)と定期試験(40%)ならびに2回の課題(各10%),10回の復習課題(10%)で評価し,100点満点中60点を合格とする.再試験は行わない.
達成度目標は,項目1,2は中間試験と課題において,説明問題ならびに計算問題を出題し,達成度を評価する.項目3,4は,定期試験と課題において,計算問題を出題し,達成度を評価する.
履修上の注意
/Notices
課題提出は,moodleを使用します.登録キーは,講義の1回めに連絡しますので,
各自moodleに登録すること. 
質問は,moodleを利用するか,オフィスアワー(指定した時間)にすること.
 授業計画に変更がある場合には,moodleならびに講義中に連絡する.
 再試験は行わない.不合格者は、再履修となる.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
情報理論は通信工学の基礎科目であり,
通信を学ぶ課程では必須の科目です.
計算手順や公式の暗記は不要です.考え方を理解してください.
なお,数式が多いので, 数式の意味を自分なりに解釈する努力が,
考え方の理解につながります.
この科目を学ぶと情報の表現に使用される符号化など
の基礎が理解ができます.
 通信関係の基礎科目では, 初等的な確率の知識(高等学校の数学程度)が必須です.
 
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学科学習目標の
(B):電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する
に付随的に関与する.
関連科目
/Related course
電子回路I,電子回路II,通信工学、通信網工学
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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