シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2015/09/30 現在

開講学期/Course Start 2015年度 後期
開講曜限/Class period 月1,月2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科
対象学年/Year 3,4
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義・演習
授業科目名/Course Title 応用力学
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 柴山義行
時間割コード/Registration Code C3715
連絡先/Contact 柴山義行(K210
0143-46-5612
yshibaya@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 柴山義行(月曜日 16:00~17:30)
更新日/Date of renewal 2015/09/29
授業のねらい
/Learning Objectives
 皆さんはこれまで,『基礎物理A』では質点の力学を,『基礎物理B』では剛体の力学,『固体の力学』では弾性体の力学を学びました.これらは全て,力を加えても変形しないもしくはわずかに変形するが力を取り除くと元の形に戻る物体に対する力学です.
 しかし,身の回りには気体や液体など,自らの形を持たず容易に変形する物体も数多く存在します.これらの物体の運動を理解するためには流体(気体及び液体)の運動に対する基本的な知識を身につける必要があります.
 本講義では,『流体力学』を学び,流体の運動や性質を記述する方法を学び,完全流体の運動や渦運動に対する基本的な知識を身につけることを目的とします.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.ベクトルやテンソルの高度な演算ができる.
2.正しい表記法で物理量を表記することができ,単位換算を行うことができる.
3.流体における保存則について説明することができる.
4.完全流体,及びその運動について説明することができる.
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間)24時間

1週目 シラバスの説明(授業の進め方,成績評価等),スカラーとベクトル,テンソル,物理量の表記
2週目 流体の運動(1)
3週目 流体の運動(2)
4週目 流体の性質(1)
5週目 流体の性質(2)
6週目 基礎方程式(1)
7週目 基礎方程式(2)
8週目 完全流体の運動(1)
9週目 完全流体の運動(2)
10週目 2次元の非圧縮・渦なしの流れ(1)
11週目 2次元の非圧縮・渦なしの流れ(2)
12週目 水波
13週目 渦運動(1)
14週目 渦運動(2)
15週目 超流動ヘリウムと量子渦の運動
(16週目 定期試験)

毎授業時間冒頭に小テストを実施する予定ですので,充分復習を行ってください.
教科書
/Required Text
神部勉,『流体力学』,裳華房,東京,2003.(ISBN:978478532063)
参考書等
/Required Materials
神部勉 編,『基礎演習シリーズ 流体力学』,裳華房,東京,2007.(ISBN:978478538118)
山田一雄,大見哲巨,『新物理学シリーズ 超流動』,倍風館,東京,1995.(ISBN:978456302428)
教科書・参考書に関する備考 上記に挙げた教科書,参考書の他,書名に『流体力学』とあるものものが授業の内容に近いと思われます.
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点中60点以上が合格点です.
成績は期末定期試験のみで評価します.
各達成度目標の評価方法は次のように行います.
目標1:期末定期試験において計算問題を中心に出題し,達成度を評価します.
目標2:期末定期試験において計算問題を中心に出題し,達成度を評価します.
目標3:期末定期試験において計算問題を中心に出題し,達成度を評価します.
目標4:期末定期試験において計算問題を中心に出題し,達成度を評価します.

授業中に実施する小テストは出欠の確認には用いますが,成績評価の対象にはしません.また,自己学習を促すために時折レポートを課すかもしれませんが,これも成績評価の対象にはしません.
履修上の注意
/Notices
出欠確認を兼ねて,毎授業時間冒頭に小テストを行う予定です.
出席率80%未満(15週の講義の内4回以上の欠席)の者は定期試験成績に関わらず単位を取得できません.
再試験は行いません.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
電磁気学や物理数学を良く復習し,ベクトル場やベクトル解析についての基礎知識を有しておくこと.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
応用物理コース学習・教育目標(F),『応用物理専門能力』に対応する.
JABEE基準1(2)の(d),『当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力』に対応する.
関連科目
/Related course
2学年前期開講,固体の力学.
また,流体力学で頻出する『ベクトル場』という概念は電磁気学の考え方に通ずるものです.基礎物理B,電磁気学A,電磁気学B電磁気学演習の復習もよく行ってください.
備考
/Notes
なし.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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