シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2015/09/30 現在

開講学期/Course Start 2015年度 後期
開講曜限/Class period 月7, 月8
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科(応物コース)
対象学年/Year 3
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義・演習
授業科目名/Course Title 技術者倫理 (応物コース)
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 安居 光国, 飯森 俊文, 近澤 進
時間割コード/Registration Code C3703
連絡先/Contact 近澤 進(K405
0143-46-5618
chika @  mmm.muroran-it.ac.jp)
安居光國(U305
46-5748
yasui@mmm.muroran-it.ac.jp
)
オフィスアワー/Office hours 近澤 進(金曜日 13:30 ~ 15:00)
安居光國(火、木曜日 12:50-14:20
オフィスアワーは変更されることもあるので、学科のウェブサイトや教員室前の掲示を確認してください。)
更新日/Date of renewal 2015/09/29
授業のねらい
/Learning Objectives
技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。そのうえで具体的な事例をとおして、技術 者の判断が社会や環境に与える影響を理解し,倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では,講義、グループ討論、調査、分析、発 表などを総合して技術者倫理を修得する。なお,技術者倫理には広い意味で研究者倫理を含める。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.技術および技術者の判断が社会や環境に与える影響や効果を認識し、技術者の専門職としての責任を理解することができる。【技術と社会・環境】(知識・理解)30%
2.多岐にわたる分野にかかわる技術者倫理を総合的に理解することができる。【専門性と総合性】(知識・理解)20%
3.技術や技術者がかかわる倫理的な問題について,その解決をするために重視すべき価値や技術者としての態度を,個人はもとよりグループで認識することができる。【価値の多様性】(価値・態度) 20%
4.技術や技術者がかかわる倫理的な問題に対し、倫理的手法を用いて解決する道筋を選択することができる。【判断力・問題解決能力】(能力・スキル)30%
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数:24時間
1週目 10/5 シラバスの説明、技術者,技術者倫理とはなにか
2週目 10/15 倫理は怖くない(外部講師 真嶋先生)
3週目 10/19 事例研究化学系
4週目 10/26 事例研究 生命系
5週目 11/02 リスク、ヒューマンエラー
6週目 11/09 企業倫理(外部講師 竹中先生)
7週目 11/16 内部告発,グループ討論
8週目 11/30 事例研究法
9週目 12/07 グループ討論1
10週目 12/14 発表会
11週目 12/21 グループ討論2
12週目 01/12 グループ討論3
13週目 01/18 表会1
14週目 01/25 発表会2
15週目 02/01 全体講評
16週目 定期試験
*本授業では,技術者倫理と研究者倫理は個別に扱うものではなく,多くの事項は共有するものとして取り扱う。例:環境・生命への配慮,安全保障への対応,ガイドライン・倫理規定
*授業前に教科書の該当する章を読み,あらかじめ予習をすること。
*授業時間外では,社会情勢の情報を得る努力,学修する事例の背景調査,グループ内での討論など,自己学修をするように努力すること。
教科書
/Required Text
オムニバス技術者倫理研究会編 「オムニバス技術者倫理」 共立出版(ISBN:9784320071964)
参考書等
/Required Materials
札野順著「改定版 技術者倫理」日本放送出版協会(ISBN:9784595309311)
ウィットベック「技術倫理 1」みすず書房(ISBN:978462204119)
杉本泰治,高木重厚「大学講義 技術者の倫理 入門 第4版」丸善(ISBN:978462107564)
中村収三「新版 実践的工学倫理」化学同人(ISBN:9784759811551)
佐伯昇/杉本泰治「技術倫理 日本の事例から学ぶ」丸善(ISBN:9784621077511)
成績評価方法
/Grading Guidelines
レポート40%,グループ討論および発表40%および定期試験20%を総合して評価する。
100点満点で60%以上を合格とする。
各到達度目標の評価方法は次のように行う。
目標1について:レポートおよび定期試験により評価する。
目標2について:レポートおよび定期試験により評価する。
目標3について:グループ討論および発表会により評価する。
目標4について:グループ討論、発表会および定期試験により評価する。 
           レポート  グループ活動   試験     配分
目標1   25%                      5%      30%
目標2   15%                      5%      20%
目標3              20%                    20%
目標4              20%        10%      30% 
--------------------------------------------------------------------
合計     40%       40%     20%     100%
履修上の注意
/Notices
・応用物理コースの学生に限る。(第1週~第8週は応用理化学系学科合同授業)
・インターネット、パソコンの基本技術が必要です。
・履修には出席率(=出席回数/授業回数)80%以上が必要。
・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
・再試験は行わない。不合格者は再履修とする。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
・講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。
・授業は学科合同授業(大教室)とコース別(小教室)で実施しますので,毎時間の教室の確認をしてください。
・授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
応用物理コースの学習・教育目標(A)「技術者倫理」、(B)問題発見・解決能力、デザイン能力、チームワーク力、(D)「表現能力」,(G)「国際的に通用するコミュニケーション基礎能力と国際社会における多様な価値観を理解できる素養を身に着ける」に対応する。
応用理化学系学科の学習目標の教育目標,D(倫理観),G(実際的能力) の達成に寄与する。
JABEE基準1(2)の(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養、(b)技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に関する理解に主体的に対応し、(c)数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力、(e)種々の科学、技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力、(f)論理的な記述力、口頭発表力、討議等によるコミュニケーション能力、(h)与えられた制約のもとで計画的に仕事を進め、まとめる能力、(i)チームで仕事をするための能力に付随的に対応する。
関連科目
/Related course
フレシュマンセミナー
備考
/Notes
眞嶋俊造(北海道大学文学研究科 准教授)
竹中 章二(東芝・首席技監)
河合 秀樹(室蘭工大 もの創造 教授)
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
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