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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2015/09/30 現在

開講学期/Course Start 2015年度 後期
開講曜限/Class period 木1, 木2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科(材料工学コース)
対象学年/Year 3
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 材料システム学
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 平井 伸治, 葛谷 俊博
時間割コード/Registration Code C2727
連絡先/Contact 平井伸治( K602  
0143-46-5636
hirai@mmm.muroran-it.ac.jp)
葛谷俊博(K605 / 0143-46-5639 / kuzuya@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 平井伸治(火曜日 15:00~17:00)
葛谷俊博(水曜日 14:00-17:00)
更新日/Date of renewal 2015/09/29
授業のねらい
/Learning Objectives
物質の基本は周期表に見られるように、100数種の元素から構成され、それらの3/4は金属元素である。金属は各種製品の基礎素材に利用されているが、その資源は、一般に、酸化物、硫化物、塩化物等の形で存在している。これらの資源を経済的に安価な回収技術によって物質・素材に変換する必要がある。本授業では鋼を中心に金属素材を製造するための製錬ならびに高純度化のための精製プロセスの基本概念と各種金属の製造技術の知識を修得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.金属製錬理論は物理化学的知識の応用であることを理解する(理解力、計算力)。
2.鋼を中心に金属を製造・精製するプロセスについて理解する(理解力、計算力)。
授業計画
/Course Schedule
総合授業時間数(実時間):22.5時間
第2,15週は葛谷担当、他は平井担当
第1週目:ガイダンスおよび材料精製学の復習
第2週目:乾式精製(溶離、蒸留、第三金属添加による精製、酸素・硫黄・塩素などによる精製、アルカリ・アルカリ土類化合物の添加による精製、熱解離・不均化反応など高温化学反応を利用する精製)
第3週目:日本と世界の景気を反映する鉄鋼業
第4週目:製錬化学熱力学1
第5週:製錬化学熱力学2
第6週:溶融金属・スラグの物性
第7週:製錬反応速度論
第8週:高炉炉内反応1
第9週:高炉炉内反応2
第10週:転炉炉内反応
第11週:鋼の精錬(純酸素転炉法)
第12週:鋼の精練(電気炉製鋼法、鋼の特殊溶解法)
第13週:脱酸反応
第13週:連続鋳造法、造塊・分塊
第15週:選鉱技術

受講において予習復習を行うこと。
教科書・参考書に関する備考 [教科書]
(1)金属化学入門シリーズ第3巻「金属製錬工学」日本金属学会(前期、材料精製学が使用したもの)
(2)金属化学入門シリーズ第2巻「鉄鋼製錬」日本金属学会 
[参考書]
Introduction to the Thermodynamics of Materials, Fifth Edition
David R. Gaskell CRC Press

[備 考]
成績評価方法
/Grading Guidelines
成績はレポートと小テストにより評価し,60点以上を合格とする。不合格者にはレポートを課した後に一度だけ試験を実施し、60点以上を合格とする。その試験にも不合格の場合は最履修すること。
到達度目標については、毎回講義終了前に行う小テストと定期試験において論述問題ならびに計算問題を出題し、達成度を評価する。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
材料工学コースの学習目標の(A), (D)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(a), (d)に対応 
関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては、3年次前期開講の材料精製学の内容を十分理解していることが望ましい。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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