開講学期
Course Start
2015年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械航空創造系学科 材料工学コース
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義及び演習
授業科目名
Course Title
固体物性基礎論
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
佐々木 眞
教員室番号
Office
Y601
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5655
連絡先(E-mail)
E-mail
sasaki@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
月曜 15:00〜17:00
授業のねらい
Learning Objectives
結晶構造学、固体化学で学んだ固体構造、化学結合の基礎に立って、固体の多様な性質を習得する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.結晶の電子状態を結晶構造や化学結合に基づいて理解し、具体的な例をあげて説明ができる。(理解力)
2.結晶の不定比性を理解し、固体の電気的性質に関する問題を解くことができる。(計算力)
3.固溶体を理解し、物質の生成と関連付けて正確に述べることができる。(知識力)
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間);24時間
 1週目 シラバスの説明、セラミックス概論 プリント
 2週目 結晶の格子欠陥と不定比性     pp.170-186(教科書)
 3週目 転位と結晶粒界             pp.186-198
 4週目 固溶体                  pp.199-209
 5週目 相図の解釈(1)             pp.210-222
 6週目 相図の解釈(2)             pp.222-229
 7週目 電気的性質(1)半導体と金属    pp.230-235
 8週目 電気的性質(1)半導体と金属    pp.240-244
 9週目 電気的性質(2)超伝導        pp.236-240
10週目 電気的性質(3)イオン導電性    pp.245-253
11週目 電気的性質(3)イオン導電性    pp.253-268
12週目 電気的性質(4)誘電体        pp.268-275
13週目 磁気的性質               pp.276-295
14週目 光学的性質               pp.295-302
15週目 固体の結合様式と電子状態・物性の演習 プリント
16週目 定期試験
・授業時間内に小テストを実施するので、準備すること。
教科書
Required Text
ウェスト著「固体化学入門」講談社サイエンティフィク 定価(4660円+税)
参考書
Required Materials
スマート・ムーア著「入門固体化学」化学同人 定価(4200円+税) #
ホフマン著「固体と表面の理論化学」丸善 定価(3800円+税) 
教科書・参考書に関する備考 他に授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する。
成績評価方法
Grading Guidelines
目標1.定期試験の成績を100点満点で評価し60点以上を合格とする。
目標2.定期試験の成績を100点満点で評価し60点以上を合格とする。
目標3.定期試験の成績を100点満点で評価し60点以上を合格とする。
履修上の注意
Please Note
・毎回、学生証を持参すること(学生証を使って出席をとります)
・5回以上の出席が必要(風邪、クラブ活動による休みを含めて2回の欠席は認めるがそれ以上の場合は、非履修とみなす。欠席により小テストを受けなかった場合は、レポート提出で代用する)。
・予習をしてから講義に臨むこと。
・知識力、理解力などの向上を目指すために、適宜小テストを行うので十分復習をしておくこと。
・授業中の質問は大歓迎。
・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
・再試験は行わない。
・不合格者は再履修すること。
教員メッセージ
Message from Lecturer
適宜演習を組み入れて講義をすすめるので、自分で理解度をチェックしながら学習目標の達成に努めること。
予習をしてから講義に臨むこと。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
材料工学コースの学習目標の(D)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応 
関連科目
Associated Courses
この科目の履修にあたっては、1学年開講の「結晶構造学」及び3学年開講の「固体化学」を履修しておくことが望ましい。
今後の関連科目は、3学年開講の「表界面科学」「セラミックス材料学」である。
備考
Remarks