シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2015/09/30 現在

開講学期/Course Start 2015年度 後期
開講曜限/Class period 火3, 火4  
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科(材料工学コース)
対象学年/Year 2
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 材料加工プロセス学
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 桃野  正(特任教授), 齋藤英之(世話人)
時間割コード/Registration Code C2618
連絡先/Contact 齋藤英之(K-702 / 0143-46-5654 / saitoh@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 齋藤英之(火曜日 16:30~17:30)
更新日/Date of renewal 2015/09/29
授業のねらい
/Learning Objectives
ものづくり生産現場に密接に関わる講義であり、金属加工技術全般を学ぶ。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.金属の凝固過程を理解し、結晶の生成・成長について説明できる。
2.鋳造工学を基礎としたものづくり方法をデザインし、応用できる。
3.溶接工学を基礎とした加工法を理解し、最適な設計ができる。
4.圧延加工による薄板製造法を、理論的な解析により説明できる。
5.段造加工法について、塑性加工を基礎とした理論と応用を理解する。
6.各種加工法を比較検討し、最適加工法を実例に基づき検討し理解を深める。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間): 22.5 時間
1週目 シラバスの説明、金属の凝固, 相平衡状態図と平衡分配係数、液相線こう配
2週目  組成的過冷の定義と臨界条件、および凝固界面組織
3週目 非平衡凝固、ミクロ偏析、マクロ偏析
4週目 Fe-C系複平衡状態図と片状黒鉛鋳鉄の生成、溶解法
5週目 球状黒鉛鋳鉄、CV鋳鉄
6週目 アルミニウム合金鋳物、銅合金鋳物の分類とその特性
7週目 凝固と流れのシミュレーション
8週目 各種溶接法の概論
9週目 アーク溶接と溶接部の組織変化
10週目 固相接合、拡散接合 
11週目 各種圧延法と圧延理論  
12週目 圧延荷重の見積りとその演習 
13週目 鍛造加工とプレス加工の理論と実際
14週目 鍛造荷重の見積りとその演習
15週目 各種加工法のまとめと事例、到達目標の検証とフィードバック
(16週目 定期試験)

次回講義のための予習を目的としたレポートを複数回課します。
教科書
/Required Text
材料プロセス工学 井川克也 [ほか] 著  朝倉書店 1993(ISBN:9784254240139)
参考書等
/Required Materials
金属加工 日本金属学会編  日本金属学会 1986(ISBN:9784889030310)
よくわかる最新金属加工の基本と仕組み : 金属素材、塑性加工、機械加工の基礎知識 : 基礎と実務 田中和明著  秀和システム 2008(ISBN:9784798020860)
金属材料の加工と組織 森永正彦, 古原忠, 戸田裕之編  共立出版 2010(ISBN:9784320081642)
教科書・参考書に関する備考 [教科書]
桃野 正 他著「材料プロセス工学」朝倉書店
[参考書]
日本金属学会編「金属加工」 講座・現代の金属学 材料編11
秀和システム「よくわかる最新金属加工の基本と仕組み」 田中和明著
共立出版「金属材料の加工と組織」森永正彦、古原忠、戸田裕之著
[備 考]
上記教科書以外の講義資料は、随時講義の際に配布する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
60点以上を合格点とする。各到達度目標の評価は,定期試験の成績(80%)、レポート(20%)により評価する。
履修上の注意
/Notices
再試験を実施する場合があるが,それでも不合格の場合は再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
ものづくりの楽しさを伝えます。
演習課題を講義の最後、またはレポートとして課します。
次回講義のための予習を目的としたレポートを複数回課します。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
材料工学コースの学習目標の(D)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(G)に対応 
関連科目
/Related course
材料科学A
弾塑性力学
備考
/Notes
桃野特任教授への連絡は、齋藤英之教授にご連絡ください。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

科目一覧へ戻る