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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2015/09/30 現在

開講学期/Course Start 2015年度 後期
開講曜限/Class period 水7, 水8  
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科(材料工学コース)
対象学年/Year 2
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 材料物理化学B
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 佐伯 功
時間割コード/Registration Code C2616
連絡先/Contact 佐伯 功(K-709
0143-46-5634
isaos@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 佐伯 功(毎週月曜および火曜日の午後1-5時)
更新日/Date of renewal 2015/09/29
授業のねらい
/Learning Objectives
素材を材料へ変換する操作は主に化学変化と物理変化からなっている。本講義ではこれらを支配している「平衡」を理解し、使いこなせるようになることを目標とする.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 材料工学の専門知識
(1) (熱力学3法則)物理・化学的な変化が自発的に進む条件とは何かを理解する。
(2) (平衡)自発的な物理・化学的変化の到達点としての平衡を理解する。
(3) (相図)相平衡の図的な表現に慣れ親しみ、図を用いて現象を推測あるいは予測できる。
(4) (化学平衡)熱力学データベースとダイヤグラムを用い、一定圧力および一定温度における物理・化学的平衡を予測できる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間): 22.5 時間
1週目 ガイダンスおよびオリエンテーションおよびスタートアップ(1)熱力学第一法則の復習 テキスト pp.28-72
2週目 スタートアップ(2)熱力学第二法則の復習 テキスト pp.78-102
3週目 スタートアップ(3)第一法則と第二法則の結合 テキスト pp. 104-117
4週目 純物質の物理的な変態(1)相図 テキスト pp.121-126
5週目 純物質の物理的な変態(2)相の安定性と相転移 テキスト pp.121-126
6週目 単純な混合物(1)混合物の熱力学的な記述 テキスト pp.140-147
7週目 単純な混合物(2)液体の化学ポテンシャル テキスト pp.147-151
8週目 単純な混合物(3)溶液の性質 テキスト pp.152-162
9週目 単純な混合物(4)活量 テキスト pp.162-167
10週目 相図(1)相、成分、自由度 テキスト pp.180-185
11週目 相図(2)2成分系 テキスト pp.185-190
12週目 相図(3)液体ー液体の相図以後 テキスト pp.190-198
13週目 化学平衡(1)自発的な化学反応 テキスト pp.206-215
14週目 化学平衡(2)平衡に対する圧力の影響 テキスト pp.215-216
15週目 化学平衡(3)平衡に対する温度の影響 テキスト pp.217-221
16週目定期試験
教科書
/Required Text
アトキンス物理化学(上) Peter Atkins, Julio de Paula著 ; 千原秀昭, 中村亘男訳  東京化学同人 2009(ISBN:9784807906956)
参考書等
/Required Materials
絶対わかる物理化学 齋藤勝裕著 ; 講談社サイエンティフィク編集  講談社 2003絶対わかる物理化学 齋藤勝裕著  講談社 2003(ISBN:9784061550537)
教科書・参考書に関する備考 [教科書]
P.W.Atkins著 千原秀昭、中村亘男訳「アトキンス物理化学(上)第8版」東京化学同人.
[参考書]
斎藤勝裕 「絶対わかる物理化学」、講談社サイエンティフィック ISBN4-06-155053-5
[備 考]
必要に応じてプリントを配布する.
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点中60点以上が合格点である。
第2週から第15週までの14週,はじめの20-30分に小テストを実施し,この得点が56点(14回X4点=56点)。定期試験は期末に1回実施する(44点満点)。以上を合計し100点満点とする。
再試験:定期試験に対して1度だけ再試験を実施する。毎週の課題については再試験等はできない。なお、不合格者は再履修すること。その際、前年度以前の出席や成績などの履歴は一切持ち越されない。

各到達度目標の評価方法は,次のように行う。
目標1:小テスト,定期試験において計算問題,論述問題などを出題し,達成度を評価する。
目標2:小テスト,定期試験において計算問題,論述問題などを出題し,達成度を評価する。
目標3:小テスト,定期試験において計算問題,論述問題などを出題し,達成度を評価する。
目標4:小テスト,定期試験において計算問題,論述問題などを出題し,達成度を評価する。
履修上の注意
/Notices
1 第1週のガイダンスでは種々重要な注意を行う予定であるから、万難を排して出席のこと。
2 15週までの間に10回以上出席していること(未満の場合は、非履修とみなす)出欠は小テストの提出をもって代えるので遅刻は厳禁である。
3 指数、対数が計算できる電卓を持参すること。
4 資料の配布、講義に関する連絡はすべてe-learning system Moodleで行う。必ず登録すること。
5 不合格者の場合には再履修が必要になります。
6 小テストの解答には十分な復習と予習が必要です。講義の日はすぐに復習に取り組むように心がけましょう。記憶は時間とともに確実に消えてゆきます。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
小テストの範囲は実施した授業の内容プラス予告した試験内容とする。また小テストは授業のはじめに実施する、よって遅刻や欠席をしないよう注意すること。評価方法を見ておわかりのように、毎回の努力が結果を生みます。
出席要件の出席回数は「身内のご不幸など、やむなき事情にて出席できないことがありうる」ことを考慮して書いたものであり、理由なく欠席することを容認しているわけでは無いことを理解されたい。教務課に欠席届を提出しても、出席には繰り入れません。他の教員と解釈が異なるかもしれませんが、そのように取り扱います。
成績評価は厳格に行います。たとえ就職が決まっていようと、単位認定とは全く関係ありません。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
材料工学コースの学習目標の(D)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応
関連科目
/Related course
この科目は、基礎化学(必修)、熱力学(必修))、熱力学演習(必修)および物理化学A(必修)の内容を十分理解していることを前提として講義を進める。今後の関連科目は、材料精製学(必修)、材料電気化学(選択)、表界面科学(選択)、耐環境材料学(選択)である。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
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