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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2015/09/30 現在

開講学期/Course Start 2015年度 後期
開講曜限/Class period 火9, 火10
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科(航空宇宙システム工学コース)
対象学年/Year 2
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義
授業科目名/Course Title 空気力学
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 今井 良二
時間割コード/Registration Code C2610
連絡先/Contact 今井良二(A314
0143-46-5356)
オフィスアワー/Office hours 今井良二(水曜日15:00-17:00)
更新日/Date of renewal 2015/09/29
授業のねらい
/Learning Objectives
空気力学(境界層流れ,圧縮性流体)は航空工学を特徴づける学問の一つであり,ジェット機まわりの流れやロケットエンジン内部の燃焼ガスの流れなど,さまざまな場面に応用されます.本科目では境界層流れを学んだ後に,圧縮性流体の非圧縮性流体とは異なる特徴を理解し,設計や運用に役立てることができるようになることをねらいとしています.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.圧縮性流体の基礎となる熱力学法則を正しく理解する.
2.境界層流れの概要を理解する.
3.一次元等エントロピ流れ,ノズル流れの基本的な特徴を理解する.
4.衝撃波を伴う流れ場の特徴を理解する.
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数;24時間
1.粘性流体の基礎(第1週)
2.境界層流れ(境界層の概念,境界層方程式,乱流境界層)(第2,3週)
3.管内流れ(層流,乱流流れ)(第4週)
4.圧縮性流体とは(亜音速流れと超音速流れ,音波と音速,マッハ数,圧力じょう乱の伝ぱ) (第5週)
2.熱力学の関係式(状態方程式、熱力学の法則、理想気体、比熱、エンタルピ、断熱可逆過程、エントロピ、熱力学第二法則) (第6,7週)
3.一次元圧縮性流れの基礎方程式(連続の式,運動方程式,運動量の式,エネルギーの式) (第8、9週)
4.一次元等エントロピー流れ (第10,11週)
5.ラバルノズル内の流れ (第12,13週)
6.衝撃波(衝撃波の発生,垂直衝撃波の関係式) (第14,15週)
7.期末試験(第16週)
ホームワークを課しますので、これにより自己学習を進めてください。ホームワークは講義開始前に回収します。
教科書
/Required Text
流体力学 杉山弘, 遠藤剛, 新井隆景共著  森北出版 2014(ISBN:9784627605220)
参考書等
/Required Materials
圧縮性流体力学 杉山弘著  森北出版 2014(ISBN:9784627670815)
圧縮性流体力学 : 内部流れの理論と解析 松尾一泰著 ; オーム社開発局企画編集  オーム社 2013(ISBN:9784274069697)
圧縮性流体力学の基礎 松尾一泰著  理工学社 2011(ISBN:9784844521594)
高速流体力学 : 圧縮性流体力学の基礎 永田雅人著  森北出版 2010(ISBN:9784627673618)
教科書・参考書に関する備考 [備 考]
他に必要な資料は適宜プリントとして配布します.
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点中60点以上を合格点とする.
100点満点で,定期試験60点,小テスト,ホームワーク,レポート40点の割合で評価する.

各到達度目標(目標1~4)の評価方法は,次のように行う。
ホームワーク,定期試験において計算問題および論述問題を出題し,達成度を評価する。
履修上の注意
/Notices
1) 定期試験を受験するには2/3以上の出席率を必要とする。
2) 講義の理解度を見るために小テストもしくはホームワークを行う。小テスト,ホームワーク,レポートも成績評価に入れる。
3) 授業の変更や緊急時の連絡は授業中、e-mailまたは掲示板で通知をする。
4) 成績評価が60点に満たない場合,再試験を一度だけ行う。再試験での点数が60点以上であっても,最終成績は60点となる。
5)再試験での点数が60点未満の場合は再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
空気力学は航空コースを代表する重要な科目の一つです.流れ現象は航空機の翼の性能,ジェットエンジンやロケットエンジンの推力特性等、様々な場面で活用されます。今後、これらの機器、システムの研究開発および設計を有効に進め、世界最先端の成果を狙うには、まずは基礎固めをしっかりしておく必要があります。
流体力学,空気力学では複雑な数式がしばしばあらわれるため難解な印象を受けがちですが,本授業で,流れ現象の本質,空気力学の基礎を正しく理解できるよう努めます。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
航空宇宙システム工学コースの学習・教育目標との対応:
B) 航空宇宙システム工学分野に必要な様々な知識,技術の修得
(航空宇宙工学基盤知識「専門分野の基礎と応用能力」を身につける)
E) 自発的,継続的に学習する能力を修得
(コースの全課程において身につける) 
関連科目
/Related course
この科目の履修に当たっては,微分,偏微分,積分等の数学的な知識が必要となります.また航空流体力学,熱力学の知識も必要です.よく復習しておいてください.ジェットエンジンでも,本科目で学んだ基礎知識を活用します.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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