開講学期
Course Start
2015年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
情報電子工学系学科
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
電磁波工学
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
長谷川弘治
教員室番号
Office
Y403
連絡先(Tel)
Telephone
連絡に電話を使用しないでください.
連絡先(E-mail)
E-mail
連絡は,直接教員にしてください.
オフィスアワー
Office Hour
コース掲示板のオフィスアワーの一覧を参照してください
授業のねらい
Learning Objectives
マイクロ波、ミリ波、光波の基礎知識となる平面波、電磁波の放射(アンテナ)、電磁波の伝送を学ぶ。
到達度目標
Outcomes Measured By:
以下の事項を説明できる。
1.平面波(30%)
2.伝送線路(20%)
3.アンテナの諸特性(30%)
4.電波伝搬(20%)
授業計画
Course Schedule
24時間 (90分×16回)
1週 シラバスの説明,電磁波概論,計算法の復習(複素表示,外積),Maxwellの方程式
2週 電磁波の基礎1(波動方程式,平面波,固有インピーダンス)
3週 電磁波の基礎2(波数ベクトル,電力)
4週 電磁波の基礎3(偏波と境界条件)
5週 電磁波の基礎4(2媒質境界での反射と透過)
6週 伝送方程式
7週 反射係数,VSWR,整合
8週 中間試験
9週  試験解答と課題
10週 微小電気ダイポールからの放射
11週 基本的なアンテナ,指向性関数,利得
12週 入力インピーダンス,効率,実効長,実効面積
13週 フリスの伝達公式,各種アンテナ
14週 電波伝搬(概要,平面大地)
15週 電波伝搬(大気中の伝搬)
16週 定期試験
講義を受講後,必ず教科書の該当ページを読み,
考え方を整理してください.講義中に出題する問題は,
必ず次回の講義までに自分で解いてください.
次回の講義中に,指名し,解答を求める場合があります.
教科書
Required Text
伊藤,岩崎,岡田,長谷川著,実用理工学入門講座 基礎からの電磁波工学,日新出版(2500円+税)
参考書
Required Materials
安達三郎、佐藤太一、電波工学、森北出版、2400円(税抜き)#
進士昌明、電磁波工学、丸善株式会社#
徳丸仁、光と電波、森北出版#
鹿子嶋憲一、光・電磁波工学、コロナ社#  
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
到達度目標1,2は中間試験ならびに課題レポートで計算問題を出題して評価する.
到達度目標3,4は定期試験で計算問題と定義等の記述問題を出題して評価する.
中間試験(40%)と定期試験(50%),1回の課題レポート(10%)により100点満点で評価し,60点以上を合格とする.
ただし,課題を指定期間内に提出しない者あるいは試験を受験しない者は,不合格とする.
履修上の注意
Please Note
授業計画に変更がある場合には,講義中に連絡する。再試験は実施しない.不合格者は、再履修となる。
質問は,講義中や講義の前後あるいは,オフイスアワーを利用してください.
教員メッセージ
Message from Lecturer
物理現象の数式表現には,練習が必要です.
覚えるのではなく,自分で数式を図示するなど,納得することを心がけると理解できるようになります.
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
関連科目
Associated Courses
備考
Remarks