開講学期 Course Start |
2015年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義と課題による演習 |
授業科目名 Course Title |
工業数学 (夜情電) |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
世利修美 |
教員室番号 Office |
B212 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5365 |
連絡先(E-mail) |
seriアットマークmmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
水曜日13−15時 |
授業のねらい Learning Objectives |
高校の数学から専門課程で使う数学の基礎や考え方を学びます。 工科系で使う数学の基礎、特に考え方をわかりやすく学びます。 本授業では、例題を通して工学一般で用いる基礎的な数学について修得します。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.単位や単位系に関する基本的な関係を理解し、工学分野の問題を解くことができる。(計算力):小テスト、中間試験、定期試験において計算問題を出題し、達成度を評価する。 2.微分・積分の工学における応用を理解し、数理モデルの概念やものの見方・考え方を正確に述べること ができる。(知識力):小テスト、中間試験、定期試験において計算問題を出題し、達成度を評価する。 3.微分方程式を理解し、工学モデルに基づいた論証を適切に展開できる。(論理力):小テスト、中間試験、定期試験において計算問題を出題し、達成度を評価する。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間);24時間 1週目: シラバスの説明、工業数学の概要 2週目:単位と単位系(コヒーレントな単位)の種類 3週目:工学における関数の性質、対数関数、三角関数等 4週目:工学における関数の性質、逆関数、逆三角関数等 5週目:同上演習 6週目: 微分・積分の基礎 7週目:同上演習 8週目:微分・積分とその応用 9週目:同上演習 10週目:微分方程式の基礎 11週目:同上演習 12週目:工学問題と微分方程式 13週目:同上演習 14週目: 工業数学の総合基礎演習 15週目: 工業数学の総合応用演習 (16週目 定期試験) 授業時間内に小テスト実施するので準備すること。 |
教科書 Required Text |
矢野健太郎/石原繁:科学技術者のための基礎数学 (新版),裳華房(1982) |
参考書 Required Materials |
必要な資料はプリントで配布する。 |
教科書・参考書に関する備考 | 教材は授業で指示する。授業では講義内容をまとめたプリントを配布することもある。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
100 点満点中 60 点以上か?合格点て?ある。 100 点満点て?定期試験 40 点、小テスト 40 点、レホ?ート 20 点の割合て?評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
毎回の出席が原則です。 全ての授業に出席することが評価の前提である。 80%以上出席していない者は定期試験の受験資格を失うので注意すること。 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板て?通知をする。 特別な理由がない限り、再試験等の救済は一切行わない。 不合格者は再履修とする。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
大学に入学した途端分からなくなった、とよく耳にします。 よくよく内容を聞いたり観察していると、その理由はちょっとした箇所でつまずいていたり間違って理解していたりしているケースがほとんどです。 私はその内の約75%は数学の基礎を復習すれば解消できるものと見ました。 その解決の一つとして高校から大学の数学の橋渡しとしてこの工業数学を開講します。 決してやさしくはないですが、この講義をマスターした暁には大学数学の簡潔さと面白さを体験できると思います。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、自然科学に関する数学的な基礎知識と説明能力と、それらを問題解決に応用できる定量的な計算能力に対応している。 |
関連科目 Associated Courses |
この科目の履修にあたっては、高校数学を復習しておくことが望ましい。 |
備考 Remarks |