開講学期 Course Start |
2015年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 夜間主コース |
対象学年 Year |
4 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
数値計算法 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
川口秀樹 |
教員室番号 Office |
F207 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5510 |
連絡先(E-mail) |
kawa@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
水曜日 16時〜17時,18時〜19時 |
授業のねらい Learning Objectives |
コンピュータの普及,さらに,近年の著しい計算機性能向上に伴い,シミュレーションなどの数値計算は科学技術のみならず産業応用においても重要な手法となっている. 本授業では,コンピュータによって近似解を計算する方法を学び,数値計算のアルゴリズムを例題を通して修得する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.数値積分,フーリエ変換,常微分方程式,非線型方程式,行列計算の数値計算法に関する基本的な手法を理解し,問題を解くことができる。(知識力,50%) 2.数値積分,フーリエ変換,常微分方程式,非線型方程式,行列計算の数値計算法を具体的な問題に適用することできる。(計算力,50%) |
授業計画 Course Schedule |
総時間数: 1.5 時間×16回 = 24 時間 1週目 シラバスの説明、コンピュータと数値計算の概要 2週目 離散データの補間と関数の数値積分(補間と補外) 3週目 離散データの補間と関数の数値積分(台形公式,シンプソン公式,実習) 4週目 フーリエ変換(フーリエ変換の応用例,フーリエ変換の基礎) 5週目 フーリエ変換(フーリエ変換の性質,具体例) 6週目 フーリエ変換(離散フーリエ変換) 7週目 フーリエ変換(高速フーリエ変換,実習) 8週目 常微分方程式の解法(微分方程式の例,オイラー法・陰的オイラー法) 9週目 常微分方程式の解法(ルンゲ・クッタ法,実習) 10週目 非線形方程式の解法(非線形方程式の例,ニュートン法) 11週目 非線形方程式の解法(挟み打ち法,逐次代入法,実習) 12週目 連立1次方程式の解法(行列方程式の例,単純反復法) 13週目 連立1次方程式の解法(ガウス・ザイデル法,ヤコビ法) 14週目 連立1次方程式の解法(ガウスの消去法,LU分解法) 15週目 連立1次方程式の解法(共役傾斜法,実習) ・授業の復習を中心としたレポート課題を毎週課します. |
教科書 Required Text |
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参考書 Required Materials |
# 森,名取,鳥居著「岩波講座 情報科学−18 数値計算」岩波書店 定価(2300円+税)(図書館に所蔵あり) |
教科書・参考書に関する備考 | 教科書は使用しない. 必要な資料は適宜プリントとして配付する. |
成績評価方法 Grading Guidelines |
授業内容5項目ごとのレポート(各20点)で評価し,100点を満点とし,60点以上を合格とする. 各到達度目標の評価方法は,次のように行う. 目標1.レポートにおいて説明課題し,達成度を評価する. 目標2.レポートにおいて計算問題を出題し,達成度を評価する. |
履修上の注意 Please Note |
@オフイスアワーのみならず,空き時間なども随時質問は受け付ける。 A授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 B不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
レポートを数回、課す予定である。他人のレポートを見ることなく自力で作成すること。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
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関連科目 Associated Courses |
この科目の履修にあたっては、1学年開講の線形代数,解析A,解析Bと2学年開講の工業数学の単位を取得しておくことが望ましい。 |
備考 Remarks |