開講学期
Course Start
2015年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
実習
対象学科
Department
情報電子工学系学科
対象学年
Year
4
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
実習
授業科目名
Course Title
卒業研究 (情シスコース・コンピコース)
単位数
Number of Credits
8
担当教員
Lecturer
岸上順一,塩谷浩之
教員室番号
Office
V514 (岸上)
V605(塩谷)
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5432 (岸上)
0143-46-5436 (塩谷)
連絡先(E-mail)
E-mail
岸上 jay [at mark] csse.muroran-it.ac.jp
塩谷 shioya [at mark] csse.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
岸上・塩谷/ 水曜日 11:00−12:00 (V514室)
授業のねらい
Learning Objectives
Learning Objectives 情報電子工学系学科情報システム学コース・コンピュータ知能学コースの教員の指導のもとに,情報工学の諸分野における特定の課題を1年間にわたって継続して研究し,自己啓発できる力,段取り力,情報システムに関する能力を養う。研究の過程で,それまでに修得した知識を有効かつ適切に応用できる能力を育成する。また,情報技術者の基礎技能である発表能力,質疑応答能力,技術文書作成能力を身につける。
到達度目標
Outcomes Measured By:
Outcomes Measured By:
1. [自己啓発]常日頃から自主的な学習と研究活動を実践でき,他者からの指摘を糧に卒業研究をまとめられる。

・常日頃の活動を反省し,改善できる。
・他者からの指摘を理解し,その指摘を自己に取り込める。
・自己の仕事を地道に続けて,成果を作れる。

2. [段取り力]研究課題を解決するために段取りを合理的に設定し,研究課題を解決することができる。

・問題の困難さに応じた作業スケジュールを立案し,それを実行できる。
・問題の難しさを把握できる。
・自分の力を理解して準備できる。

3.[発表能力]発表における各種プレゼンテーション資料をバランスよく用意し,研究の内容を第三者に的確に説明できる。
[質疑応答能力]質疑において相手の意見を理解できるとともに,その質疑に対する自分の考えを的確かつ明瞭に答えられる。
[技術文書作成能力]第三者による研究内容の客観的な判断が可能なように研究内容を論文にまとめることができる。

・質問者の意図を把握できる。質問者の意図に応じた対応ができる。
・はっきりとした話し方で時間配分を考えた発表ができる。
・分かりやすい発表資料を作成できる。
・読者が内容を容易に理解できるように,工夫して技術文書を作成できる。
・他者の仕事を評価して,自分のオリジナリティを主張する文章を書ける。
・事実と意見を分けた技術文書を書ける。

4.[情報システム]広い意味での情報システムに関わる研究テーマに対して,課題解決に向けた新たな理論,手法や取り組みなどを考えて,それを検証することができる。

・研究テーマの背景となる事柄やその問題点などを理解できる。
・研究テーマに対する小課題の設定や要求条件の明確化などができる。
・課題解決に必要となる設計,開発,理論的/実験的検証,運用などができる。


授業計画
Course Schedule
Course Schedule
1. 研究室に配属して,情報工学に関する課題を継続して研究する。

2. 公開の中間発表会で,それまでの研究の内容を発表する。

3. 学則の卒業研究論文提出期限までに,卒業研究論文とその要旨(A4判用紙2ページ以内)を情報系事務室に提出する。

4. 公開の卒業研究論文発表会で研究成果を発表する。


時間割では270時間(8単位X45時限X0.75)を割り当てている。
※研究室出席簿に,毎日実施した研究内容を記入すること。

教科書
Required Text
配属先の研究室において,研究指導担当教員の指示に従うこと。
参考書
Required Materials
配属先の研究室において,研究指導担当教員の指示に従うこと。 
教科書・参考書に関する備考 研究課題に対応する資料を自ら探して内容を調べることも,卒研では求められます。自学力を高めてください。
成績評価方法
Grading Guidelines
Grading Guidelines
○単位認定の必要条件について
(1)卒業研究中間発表会で発表する。(10月-12月の期間中)
(2)中間発表会実施報告書を提出する。
(3)卒業研究論文と要旨(A4判用紙2ページ以内)を卒業研究論文提出期限までに情報系事務室に提出する。
(4)卒業研究最終発表会で発表する。(2月中旬-下旬)
(5)「卒業研究」 実施報告書を提出する。
(6)研究室出席簿を提出する。
(7)次項に示す卒業研究の成績評価点が60点以上

○卒業研究の成績評価について
自己啓発,段取り力,情報システムに関する能力を70点満点で、発表能力・質疑応答能力を15点満点,技術文書作成能力を15点満点で評価し、この合計を卒業研究の成績とする。

到達度目標1[自己啓発]については,研究室出席簿,中間発表会実施報告書,卒業研究実施報告書により評価する。
到達度目標2[段取り力]については,卒業論文と卒業研究実施報告書により評価する。
到達度目標3[発表能力],[質疑応答能力],[技術文書作成能力]については,卒業研究発表会での発表と質問への応答および卒業論文により評価する。
到達度目標4[情報システム]に関する能力については,卒業論文により評価する。
履修上の注意
Please Note
学生便覧に示す卒業研究着手条件を満たした学生が履修できる。
教員メッセージ
Message from Lecturer
卒研履修では,研究室配属を行う。クラス主任より連絡掲示があるので,履修学生はそれに対応すること。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
Learning and Educational Policy

・この授業科目は情報電子工学系学科,情報システム学コース・コンピュータ知能学コースの学習目標の以下の項目に対応している.
人[自己啓発]自己を啓発して学習する習慣を身につける

技術者[段取り力]論理的に計画を立案し合理的に段取りを設定して課題を解決する能力を身につける。
技術者[コミュニケーション力]日本語による発表・討論・技術文書作成能力および国際的な仕事をするための基礎的英語能力を身につける。
情報技術者[情報システム]情報システムの基礎知識と構築・運用能力を身につける。

関連科目
Associated Courses
備考
Remarks