開講学期
Course Start
2015年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
全学科
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
計算機代数システム (情シ・コンピコース)
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
竹ヶ原 裕元
教員室番号
Office
Q408
連絡先(Tel)
Telephone
(緊急連絡はE-mailを利用のこと。)
連絡先(E-mail)
E-mail
yugen@mmm.muroran‐it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
火曜日16:15−17:15
授業のねらい
Learning Objectives
学生が群論の基礎を理解し、その重要な例として、対称群や交代群の理論に精通する。また、学生が群論における数論の関わりを知ることにより、問題解決の方法を広げることを体験する。さらに、計算機を用いて得られる具体的な結果から、理論的に得られた結果に関して理解と関心を深める。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1)群論の基礎を理解する。
2)置換の型を理解する。
3)様々な群の例を知る。
4)剰余群や剰余環などの代数構造を理解する。
5)有限体および符号理論の基礎を理解する。
授業計画
Course Schedule
以下の10項目を順次講義する。

1.群の定義および基本的な性質
2.置換、偶置換、奇置換、対称群、交代群の定義
3.置換の型、置換の数え上げ
4.部分群、巡回群、アーベル群
5.剰余類、正規部分群、準同型定理
6.生成元と基本関係式、2面体群、4元数群
7.ユークリッドび互除法、オイラーの関数
8.体、環、剰余環
9.有限体
10.線型符号

途中、中間試験とその返却・解説を各一回行う。

自己学習として、数回のレポートを課す。
教科書
Required Text
教科書は特に指定しない。
参考書
Required Materials
松坂和夫著「代数系入門」(岩波書店)
植松友彦著「代数系と符号理論」(オーム社) 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
中間試験40%、定期試験60%で評価し、60点以上を合格とする。
履修上の注意
Please Note
再試験等は一切行わない。合格のための必要条件は、中間と定期の両方の試験を受験すること。
教員メッセージ
Message from Lecturer
演習は周囲の学生同士で相談するのもよしとするが、自分の理解を大切にすること。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
<JABEEの学習・教育目標との関連>
(c) 数学、自然科学及び情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力
関連科目
Associated Courses
微分積分、線形代数、線形空間
備考
Remarks