開講学期
Course Start
2015年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
情報電子工学系学科
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
形の数理
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
高橋雅朋
教員室番号
Office
Q403
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5806
連絡先(E-mail)
E-mail
masatomo@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
火曜日7・8限14:35~16:05
授業のねらい
Learning Objectives
●形の一番基本的な対象である曲線について数学的に理解することを目標とする。
 特に、平面内の正則曲線とルジャンドル曲線を扱い、定性的にも定量的にも理解することを目指す。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1. 曲線の概念を理解することができる。
2. 孤長パラメータの概念を理解することができる。
3. フルネ・セレの公式を理解することができる。
4. 曲率の概念を理解することができる。
5. 平行曲線・縮閉線・伸開線を理解することができる。
6. ルジャンドル曲線を理解することができる。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間):24時間

 1週目 曲線の概念
 2週目 パラメータ表示、孤長パラメータ表示
 3週目 動標講と曲率
 4週目 フルネ・セレの公式
 5週目 曲線論の基本定理
 6週目 曲率の計算
 7週目 正則曲線の並行曲線・縮閉線・伸開線
 8週目 縮閉線・伸開線の性質
 9週目 中間試験
10週目 ルジャンドル曲線と動標講
11週目 ルジャンドル曲線の基本定理
12週目 ルジャンドル曲線の例
13週目 フロントの平行曲線・縮閉線・伸開線
14週目 縮閉線・伸開線の性質
15週目 n回の縮閉線・伸開線

演習やレポートをほぼ毎回課します。復習を行うようにしてください。
演習をとおして、定義や概念を理解させるとともに微積分の運用能力を身につけさせる。 
教科書
Required Text
使用しない。
参考書
Required Materials
プリントを配布する。
また、前半部分の正則曲線に関しては、図書館に『曲線』に関する本があるので、それらを参照し、自分に適した参考書を選んでください。例えば、「じっくり学ぶ曲線と曲面」 共立出版、中内伸光 著 (定価3400円+税) 
教科書・参考書に関する備考 必要であれば適宜指示する。
成績評価方法
Grading Guidelines
中間試験と定期試験を行う。
演習やレポートを通して出席が良好な者に試験の受験資格を与える。
中間試験50%、定期試験50%で換算し100点満点として評価する。
そのうえで60点以上を合格とする。
各到達度目標の評価方法は、中間試験、定期試験、レポートにおいて定義、計算問題を出題し達成度を評価する。
履修上の注意
Please Note
●演習やレポート等は必ず指定された期日までに提出してください。
●中間試験や補講の掲示には注意するようにしてください。
●中間試験、定期試験を正当な理由で欠席した場合、理由書を1週間以内に提出すること。
 理由書の提出がある場合、追試験等の措置をこうずる。
●出席が良好な成績が60点未満の不合格者に対して、再試験を1回行うが、
 再試験合格者の成績は試験の得点に関わらず60点とする。再試験は10月に行う予定である。
●最終的に不合格になった者は、再履修すること。  
●本講義は、数学の教職課程の必修科目です。
教員メッセージ
Message from Lecturer
出来なければ単位は出しませんので、そのつもりでいてください。
定義や概念の復習をするよう心がけてください。
微分積分学と線形代数学の初歩を使いますので復習してください。
講義の質問等があればQ403高橋研究室に来て下さい。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業の単位修得は、情報工学系学科、情報システム学コース・コンピュータ知能学コース
「情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける」と対応している。  
関連科目
Associated Courses
解析A、解析B、解析C、線形代数
備考
Remarks
オフィスアワー以外にも在室時には対応します。