開講学期
Course Start
2015年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
情報電子工学系学科
情報システム学コース
コンピュータ知能学コース
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
情報計測工学
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
金木則明 (窓口:岡田吉史)
教員室番号
Office
V402(岡田)
連絡先(Tel)
Telephone
内線: 5408
連絡先(E-mail)
E-mail
okada[at]csse.muroran-it.ac.jp ([at]を半角@に変えてください)
メールは岡田までお願いします。
オフィスアワー
Office Hour
木曜日 16:00 - 17:00 (V402)
授業のねらい
Learning Objectives
自然界からの情報をコンピュータで計測するセンシングシステムに必要な計測の基礎、センサ、信号処理、A/D・D/Aコンバータなどの構造、原理について基礎から応用まで学んでいく。また、近年特に進歩の著しい光応用計測についても学習していく。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.計測データの基礎的な処理を理解し、センシングデータを評価することが出来る。
2.センサの変換原理を理解し、自然界からの情報抽出の方法について説明ができる。
3.レーザ、干渉、分光、光ファイバーを理解し、光応用センシング技術について説明できる。
4.アナログ信号からディジタル信号への変換原理を理解し、コンピュータ計測の基礎について説明できる。
授業計画
Course Schedule
総時間数:22.5時間
1週目 センシングの基礎
2週目 基本単位と基本量
3週目 センシングデータの処理と評価
4週目 電気工学・電磁気学に基づくセンサ
5週目 物理現象に基づくセンサ
6週目 熱電効果・圧電現象に基づくセンサ
7週目 磁気現象に基づくセンサ
8週目 化学現象に基づくセンサ
9週目 生物現象に基づくセンサ
10週目 光応用センシング技術1
11週目 光応用センシング技術2
12週目 光応用センシング技術3
13週目 アナログ信号処理の基礎
14週目 A/D・D/Aコンバータ
15週目 試験

<自己学習について>
・ ほぼ毎回,講義中に小テストなどの課題を課すので、教科書の該当部分を予め理解したうえで授業に参加すること
・ 小テストなどの課題の解答例を示し、また講義がある程度進むとごとに演習問題を課すので復習すること。
教科書
Required Text
新美智秀著「センシング工学」コロナ社 定価(2,200円+税)

また、適宜プリントを配布する。
参考書
Required Materials
田所嘉明著「電子計測と制御」森北出版

青島伸治著「計測工学入門」培風館

藤村貞夫編著「光計測の基礎」森北出版 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
100点満点中60点以上が合格である。
100点満点で定期試験75点、小テスト13点、レポート12点の割合で評価する。

各到達目標の評価方法は、次のように行う。
目標1.小テスト、レポート、定期試験において計算問題を出題し、達成度を評価する。
目標2.小テスト、レポート、定期試験において論述問題と計算問題を出題し、達成度を評価する。
目標3.小テスト、定期試験において論述問題と計算問題を出題し、達成度を評価する。
目標4.小テスト、定期試験において計算問題を出題し、達成度を評価する。
履修上の注意
Please Note
物理と化学の内容を理解していることが望ましい。
80%以上の出席が必要(未満の場合は、非履修とみなす)。不合格者は再履修すること。
教員メッセージ
Message from Lecturer
毎講義ごとに重要な点に関して小テストするので、欠席しないように。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業科目は、情報電子工学系学科(情報システム学コース・コンピュータ知能学コース)の学習目標の以下の項目に対応している。
情報技術者[情報システム]情報システムの基礎知識と構築・運用能力を身につける。
関連科目
Associated Courses
ディジタル信号処理,電子情報回路
備考
Remarks