開講学期 Course Start |
2015年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 電気電子工学コース 情報通信システム工学コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
光エレクトロニクス |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
酒井 彰 |
教員室番号 Office |
E202 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5547 |
連絡先(E-mail) |
sakai@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
別に学科Web等で掲示する |
授業のねらい Learning Objectives |
光エレクトロニクスは、レーザ技術を中心とした光学と電子工学の複合領域であり、光通信や光情報処理などといった分野にも応用範囲を広げている。そこで、この授業では、光エレクトロニクスの基盤である「光学の基礎」について理解を深め、理論的素養を習得する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.光の性質を理解し、その概念、用語ならびに考え方を正確に述べることができる(40%) 2.幾何光学の光線、波動光学の波動方程式を扱うことができる。(20%) 3.簡単な場合の干渉と回折を解析的に求めることができる。(20%) 4.光を用いた応用例について、簡単に説明できる。(20%) |
授業計画 Course Schedule |
総時間数:1.5時間×16回=24時間 1.光とは 波動説、粒子説、電磁波、 2.幾何光学その1 光線、フェルマーの原理 3.幾何光学その2 球面による結像 4.幾何光学その3 レンズ 収差 5.中間試験 6.光の波動性その1 波動と波動方程式 7.光の波動性その2 波の重ねあわせ 8.光の波動性その3 干渉とその応用 9.光の直進性と回折その1 ホイヘンス・フレネルの原理 10.光の直進性と回折その2 スリット・円孔による回折、ホログラフィー 11.電磁波その1 マクスウェルの方程式 12.電磁波その2 境界面での電磁波 13.電磁波その3 偏光、非等方性媒質中の光 14.光と物質の相互作用 吸収、分散、散乱 15.レーザの原理 光共振器、光の増幅 16.定期試験 ・授業では、段階的に内容が進んでいきます。そのため、次回の授業についていくためにも、講義された内容を、復習しておいてください。 |
教科書 Required Text |
教科書は使用しない。 |
参考書 Required Materials |
「光学」石黒浩三著 裳華房 定価(3400 円+税)# 「光エレクトロニクス入門」福光於莵三著 昭晃堂 定価(2900 円+税)# 「量子エレクトロニクス」後藤俊夫、森正和 共著 昭晃堂 定価(2900 円+税) |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
定期試験(60%)、中間試験(40%)を行い100点満点で評価し、60点以上を合格とする。 各到達度目標の評価方法は、次のように行う。 目標1. 中間試験、定期試験において論述問題を課し、評価する。 目標2. 中間試験、定期試験において計算問題を課し、評価する。 目標3. 定期試験において計算問題を課し、評価する。 目標4. 定期試験において論述問題を課し、評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
再試験は行わない。 不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
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学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
本授業は、「電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習目標」の B.電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する に付随的に関与する。 |
関連科目 Associated Courses |
基礎電磁気学,電磁気学I,電磁気学II,電磁気学III |
備考 Remarks |