開講学期
Course Start
2015年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
情報電子工学系学科
・情報通信システム工学コース
・電気電子工学コース
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
情報通信システム工学コース(必修) 
電気電子工学コース(選択)
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
通信工学
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
辻 寧英
教員室番号
Office
F204
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5508
連絡先(E-mail)
E-mail
y-tsuji@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
火曜日9,10時限
授業のねらい
Learning Objectives
通信においては音声・画像などの様々な情報を電気信号に変換し、適切な信号処理を施した後伝送路で伝送し、受信側で元の情報を再現する。この講義では主にディジタル通信システムの基礎と原理について習得する
到達度目標
Outcomes Measured By:
次の事項が説明できる.
1. アナログ・デジタル通信技術の基礎 (20%)
2. 信号波形と周波数 (30%)
3. 最適受信 (20%)
4. ディジタル変調・ブロック変調 (30%)
授業計画
Course Schedule
24時間 (90分×16回)
第1〜2週 ガイダンス(シラバスの説明)と通信技術の概要
第3〜4週 ランダム変数と確率
第5〜7週 信号波形と周波数
第8週 中間試験
第9〜10週 最適受信
第11〜13週 ディジタル変調
第14〜15週 ブロック変調
第16週 定期試験

[自己学習]
教科書の該当部分を予め理解した上で授業に参加すること。
教科書
Required Text
岡 育生著、ディジタル通信の基礎、森北出版(2,700円+税)
参考書
Required Materials
(1)安達文幸著「通信システム工学」朝倉書店(2,800円(税別))#
(2)山下不二雄著「通信工学概論」森北出版(2,100円(税別))#
(3)福田 明著「基礎通信工学」森北出版(2,800円(税別))#
(4)池上文夫著「通信工学」理工学社(2,060円)#
(5)植松友彦著「よくわかる通信工学」森北出版(2,500円(税別)) 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
中間試験(40%)、定期試験(60%)で評価し、100点満点中60点以上を合格とする。各到達度目標の評価方法は、次ように行う。
到達度目標1. 中間試験で論述問題ならびに計算問題を出題し評価する。
到達度目標2. 中間試験、定期試験で論述問題ならびに計算問題を出題し評価する。
到達度目標3. 定期試験で論述問題ならびに計算問題を出題し評価する。
到達度目標4. 定期試験で論述問題ならびに計算問題を出題し評価する。
不合格者の中で総合評価が教員の定める点数以上のものについて,中間試験,定期試験を総合した再試験を1回実施する.ただし,与えられた課題を全て解答し,期限内に提出することが再試験受験の条件である.なお、再試験によって合格したものの評価点は60点とする。 
履修上の注意
Please Note
授業計画に変更がある場合には,講義中に連絡する。不合格者は、再履修となる。
教員メッセージ
Message from Lecturer
教科書の該当部分を予め理解した上で授業に参加すること。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この科目の電気電子工学科の学習目標A〜Hとの関連
(1)主体的に関与する学習目標
  B:電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する
関連科目
Associated Courses
この科目の電気電子工学コース,情報通信システム工学コース開講科目との関連
(1)電磁気学T、Uおよび電子回路Tで学習した内容全般は基礎知識として不可欠。
(2)3年次後期開講の無線伝送工学、伝送回路工学では主に電気信号を伝送するための技術の基礎について学習するが、この講義では主に信号処理関連について学習する。また通信網工学では、主に伝送路を接続して効率的に通信システムを構成するための技術について学習する。
備考
Remarks