開講学期 Course Start |
2015年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
解析C (電電・情通コース) |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
桂田英典 |
教員室番号 Office |
Q405 |
連絡先(Tel) Telephone |
46−5804 |
連絡先(E-mail) |
hidenori@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
月曜日16:00−17:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
工学の基礎となる数学のうち、多変数の積分および微分方程式の初歩について講義する。特に、多変数関数の重積分と重積分の変数変換及び広義重積分を理解し計算できること、および常微分方程式とその解法を理解することを目的とする。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.多変数関数の重積分と重積分の変数変換及び広義重積分を理解し、求めることができる 2.変数分離形微分方程式を解くことができる。 3.1階線形微分方程式を解くことができる。 4.定数係数線形微分方程式を解くことができる。 |
授業計画 Course Schedule |
総時間 24時間 1.多重積分の定義と性質 2.多重積分の計算方法 3.広義重積分の定義と計算方法 4.変数分離形 5.1階線形微分方程式 同次形定数係数線形微分方程式の解法 6. 非同次形定数係数線形微分方程式の特殊解の導出 以上の項目をそれぞれ2、3回を目処に講義を行う。 時間に余裕のある場合は演習も行う。 各時間前に教科書を読んで概要をつかんでおくこと.また,演習の際は事前に予想宇される問題を解き,また演習時に解けなかった問題を自分で解くこと. |
教科書 Required Text |
(1)理工系の微分・積分 高坂良史,高橋雅朋,加藤正和,黒木場正城(学術図書出版社) (2)明解 微分方程式 長崎憲一,中村正彰著(培風館) |
参考書 Required Materials |
とくになし |
教科書・参考書に関する備考 | 上記の教科書のうち(1)は1年次の解析A,Bで使用したものである. |
成績評価方法 Grading Guidelines |
1)原則として1~4の到達度目標を定期試験(筆記試験,100点満点)で評価する.合格は60点以上とする。再試験は1回だけ実施し、60点以上を合格とする。再試験による合格者の成績は、試験の得点に関わらず、60点とする。 再試験不合格者は,再履修となる。 2)上記以外に,学生諸君の積極的な取り組みを期待して1~4の到達度目標をレポート(80%),口頭試問(20%)と組み合わせた試験により評価することがある。 この評価により1)の定期試験を免除することがある。また,免除にならなくても定期試験の点数に加点することがある。どのくらい加点するかはレポート・成績により総合的に判断する。詳細は講義時に述べる。 3)講義時に随時出欠調査を行う。出席状況が悪い場合には定期試験,再試験の受験資格を失うことがある。 |
履修上の注意 Please Note |
とくになし |
教員メッセージ Message from Lecturer |
予習復習をおこなってください. |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
(1)この授業は、本学の教育目標 「幅広い教養と基礎科学及び工学に関する専門知識を教授する総合的な理工学教育を行う」と「対応している. (2)<JABEEの学習・教育目標との関連> 電気電子工学コース・情報通信システム工学コース「(A) 自然現象を理解するための基礎となる数学・物理学の知識を修得する」に,情報システム学コース・コンピュータ知能学コース「「情報基礎」数学と自然科学の基礎知識を身につける」に対応する. |
関連科目 Associated Courses |
解析A, 解析B |
備考 Remarks |
とくになし |