開講学期 Course Start |
2015年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義・演習 |
授業科目名 Course Title |
解析A (情電後半) |
単位数 Number of Credits |
3 |
担当教員 Lecturer |
黒木場正城 |
教員室番号 Office |
Q411 |
連絡先(Tel) Telephone |
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連絡先(E-mail) |
kurokiba@mmm.muroran-it.ac.jp ※緊急の場合のみ。件名に必ず科目(解析A)と氏名を記すこと。 |
オフィスアワー Office Hour |
水曜日 17:00〜18:30 |
授業のねらい Learning Objectives |
種々の工学理論を理解する上で,変化する量一般を関数として取り扱う数学的考え方は必要不可欠である.その基本的演算である微分法と 積分法について体系的に学習する.この解析Aでは'微分法'を主題とする.最初に実数列とその極限の考え方にふれ.続いて1変数関数における極限・連続性・微分法について学習し,それぞれの理解と計算力の習得を目的とする. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1) 極限の概念を理解し,数列及び関数の極限計算ができる. 2) 関数の連続性の概念を理解する. 3)ベキ関数,三角関数,三角関数,指数関数,対数関数などの基本的な関数の 性質が理解し,そのグラフが描ける. 4) 逆関数の概念を理解し,逆関数のグラフ,特に逆三角関数のグラフが描ける. 5)1変数関数の微分係数の概念を理解し,初等関数及びその合成関数に対して 導関数の導出を行なうことができる. 6)1変数関数のTaylor展開及びMaclaurin展開を理解し,具体的な初等関数のTaylor展開 を計算することができる. |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):36時間 1週目 実数の性質 2週目 数列の極限 3週目 関数の極限 4週目 関数の連続性 5週目 初等関数 6週目 逆関数 7週目 中間試験 8週目 関数の微分係数 9週目 導関数の性質 10週目 合成関数と逆関数の微分法 11週目 平均値の定理 12週目 関数の増減と極値 13週目 不定形の極限 14週目 高次の導関数 15週目 Taylor展開とMaclaurin展開 16週目 定期試験 各週に行なわれる授業に対して,各自、自己学習(予習・復習)の時間を設ける. |
教科書 Required Text |
「微分積分」高坂・高橋・加藤・黒木場 著,学術図書出版社 |
参考書 Required Materials |
・「理工系の微分・積分(学術図書出版社)」溝口宣夫・五十嵐敬典・桂田英典 他 ・「微分積分学」笠原晧司著、サイエンス社 ・「要説 わかりやすい微分積分」 小川卓克著、サイエンス社 |
教科書・参考書に関する備考 | 微積分の本は数多く出版されているので、図書館などで自分に合ったものを探し、参考にして下さい。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
100点満点中60点以上が合格点である. 100点満点で中間試験40点,定期試験40点,レポート20点の割合で評価する. 各到達度目標の評価方法は,次のように行なう. 目標1. 中間試験,レポート問題において論述問題を出題し,達成度を評価する. 目標2. 中間試験,レポート問題において論述問題を出題し,達成度を評価する. 目標3. 中間試験,レポート問題において計算問題を出題し,達成度を評価する. 目標4. 中間試験,レポート問題において計算問題を出題し,達成度を評価する. 目標5. 定期試験,レポート問題において計算問題を出題し,達成度を評価する. 目標6. 定期試験,レポート問題において計算問題を出題し,達成度を評価する. |
履修上の注意 Please Note |
・ 講義の際、演習課題を与えるので、レポートとして提出すること. ・レポート演習問題を完全に解答していない答案,および氏名,出題日が 記載されていない答案は、提出しても未提出の扱いとする. ・ 中間試験の掲示には注意すること. ・ 中間試験、定期試験は必ず受験すること.然るべき理由で受験できない場合は、 教務事務に欠席届及び理由を証明できる書類を提出すること. 病気の場合は医師の診断書の写し、交通事故の場合は 事故証明書の写しを提出すること.本人が連絡できない場合は代理人の連絡でも 良いが、1週間以内に必ず連絡をすること.正当な理由の場合のみ、追試験等の 措置を講ずる. ・レポート提出率90%で成績が50点以上60点未満の不合格者に対し、本人の申し出に より再試験を行うことがある.申し出のない再試験受験は認めない. ・再試験合格者の成績は、試験の得点にかかわらず60点とする. ・再試験は必ず行なうものではない.本来の成績判定となる中間試験,定期試験で 努力を尽くすこと. ・メール,電話による連絡は一般には行なわない. ・再試験受験希望者は試験日の連絡に注意する事.再試験日時の相談には応じない. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
講義での疑問点などは、そのままにせずに質問して下さい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、JABEE基準1c、(d)-1(a)に対応し、電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標の「(A)自然現象を理解するための基礎となる数学・物理学の知識を習得する。」に、情報システム学コース・コンピュータ知能学コースの「[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける。」に対応する。 |
関連科目 Associated Courses |
解析B(1年次後期開講)、解析C(2年次前期開講) |
備考 Remarks |