シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2015/09/30 現在 |
開講学期/Course Start | 2015年度 後期 |
---|---|
開講曜限/Class period | 木5, 木6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 応用理化学系学科 |
対象学年/Year | 3,4 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義 |
授業科目名/Course Title | 有機構造解析学 |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 上井幸司 |
時間割コード/Registration Code | B3330 |
連絡先/Contact |
上井幸司(H-212 0143-46-5775 uwai(アットマーク)mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 上井幸司(火・金曜日 16:00~18:00(その他の時間で在室のときはいつでも対応します)) |
更新日/Date of renewal | 2015/09/29 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
有機化合物の構造を決定することは、天然物、医薬品、農薬,食品,環境の分野だけでなく、現在ではアミノ酸・核酸・タンパク質などの生物化学などで必要な知識・技能となってきている。 この授業では有機化学において必須の機器分析(質量分析、紫外可視吸収スペクトル、赤外線吸収スペクトル、水素及び炭素核磁気共鳴スペクトルなど)による有機化合物の構造解析法を習得する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.質量分析法の,分子イオンピーク,フラブメンテーション,同位体パターン,不飽和度などを理解する(15%)。 2.紫外可視吸収スペクトルの評価ができる(15%). 3.赤外線吸収スペクトルで、官能基の特性吸収を理解し,構造解析できる(15%). 4.プロトン核磁気共鳴スペクトルの化学シフトとスピン結合を理解し,簡単な有機化合物の同定ができる(20%). 5.炭素核磁気共鳴スペクトルの化学シフトを利用し,構造解析に利用することができる(15%). 6.各種スペクトル的手法を組み合わせて、未知化合物の構造解析ができる(20%). |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 第 1週 イントロダクション 第 2週 質量分析法 第 3週 紫外可視吸収スペクトル 第 4週 円偏光二色性スペクトルと蛍光スペクトル 第 5週 赤外線吸収スペクトル 第 6週 NMR スペクトル(1)-原理 第 7週 NMR スペクトル(2)-化学シフト値 第 8週 NMR スペクトル(3)-スピン結合 第 9週 NMR スペクトル(4)-化学的等価性と磁気的非等価性 第 10週 NMR スペクトル(5)-化学シフトの等価性と磁気的非等価性 第 11週 NMR スペクトル(6)-炭素核磁気共鳴スペクトル 第 12週 NMR スペクトル(7)-まとめと構造解析演習 第 13週 スペクトル演習(1) 第 14週 スペクトル演習(2) 第 15週 スペクトル演習(4) *適宜、講義中に小テストを行うことがある。 繰り返し演習が大事であるので、宿題を科す予定である。 |
教科書 /Required Text |
MS,IR,NMRの併用 Silverstein, Webster, Kiemle著 ; 荒木峻 [ほか] 訳 東京化学同人 2006(ISBN:9784807906338)
「HGS分子構造模型C型セット」(丸善) |
参考書等 /Required Materials |
マクマリー「有機化学」(上)第8版、東京化学同人 (ISBN:9784807908097)
マクマリー「有機化学」(中)第8版、東京化学同人 (ISBN:9784807908103) マクマリー「有機化学」(下)第8版、東京化学同人 (ISBN:9784807908110) |
教科書・参考書に関する備考 |
[備 考] 教科書は、有機化学を学ぶ・その職とする者にとって、必須の書籍である。 かなり長期間役立つので、ぜひ購入してほしい。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
定期試験(80%)及び提出課題(20%)により評価する。 目標1:提出課題および定期試験で基礎的知識を問う問題およびスペクトル解析により評価する。 目標2:提出課題および定期試験で基礎的知識を問う問題およびスペクトル解析により評価する。 目標3:提出課題および定期試験で基礎的知識を問う問題およびスペクトル解析により評価する。 目標4:提出課題および定期試験で基礎的知識を問う問題およびスペクトル解析により評価する。 目標5:提出課題および定期試験で基礎的知識を問う問題およびスペクトル解析により評価する。 目標6:提出課題および定期試験でスペクトを解析により評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
本科目は有機化学の基礎知識により成り立っている。従って有機化学A, B, Cおよび生物有機化学、有機合成化学の各科目を修得していることを前提としている。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
本科目は演習をしないとわかりにくいと思います。 練習問題を能動的に進めてください。 わからないところは積極的に質問に来て欲しいと思います。 講義内容以外のことの相談でも歓迎します、気軽に研究室を訪ねてきてください。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
本科目は、応用化学コース・バイオシステムコースの学習・教育目標のB-2 (応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を身につける)の達成に寄与する。 |
関連科目 /Related course |
1年次前期 有機化学A 2年次前期 有機化学B 2年次後期 有機化学C 2年次後期 生物有機化学 3年次前期 有機化学実験 3年次前期 有機合成化学 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |